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材木座コミュニティコンポストプロジェクトを、始めようと思った理由:はつひのでからの目線

こんにちは。はつひのでです。
はつひのでにて、共同コンポスト"コミュニティコンポストプロジェクト"をこれから始めようと思います。
今回は、なぜそこに至ったのか?という背景についてお伝えします。


はじまりは、生ごみを捨てるのが忍びないという気持ち

はつひので内にて、ゴミをどのように分別し捨てるか、まだ決めきれていない状態でした。
ごみは分別すればするほど、資源になるのは理解しつつ、スペースも限られている中で、沢山の分別ボックスを置く場所もない。
特に生ごみは、コンポストを導入することでゴミでなくなります。

ですが、中々進まないコンポスト導入・・・生ごみを燃えるゴミに捨てる楽さにかまけ続けていましたが、ついに、

「生ごみを捨てるのが、忍びなさすぎる。せっかくなら、自分達だけが使えるコンポストでなく、まちの皆さんも使えるコンポストを作ったらどう?」

というはつひのでメンバーの声から、コミュニティコンポストを実験的にスタートすることにしました。

美味しいきゅうりちゃん

鎌倉市内の焼却炉は、2025年活動停止に

老朽化に伴い、鎌倉市内の唯一の焼却施設 名越クリーンセンターの稼働は2025年に停止する予定です。


生ごみは、水を燃やしているようなもの。
燃やさずに土に戻せば、肥やしになる。
土は、生物の源。

生ごみの利活用は、暮らしにとても身近で、多様な生物が住みやすい地球環境を取り戻すために必要な、私たちができる第一歩目だと思います。


プロジェクトチーム発足

コミュニティコンポストを始めようと言ったものの、コンポストは自宅や畑でやっているが正直詳しくない。コンポストマガジン composter編集長の松原佳代さんに沢山相談させていただき、ご一緒することに・・!(ありがとうございます・・!!)

コンポストマガジン composter

松原さんとパシャリ

コミュニティコンポストに、どんな機能があったら最高か?

◾️やりたいこと:
コンポストとファームを生かして循環をつくる
(生ごみの回収→堆肥化→佐助ファーム→市民のお腹→生ごみの回収)

◾️ここまでに出たアイデア:
・みみずがいいのではないか
・発電できると面白い(蓄電できると防災時のモチベーションに)
・座れるベンチコンポスト
・移動式だと街のみんなが使える(片付けられる

などなどをブレスト。まずは、やってみないと始まらない。
ベストな形は、やりながら見つけていくことにしました。

材木座コミュニティコンポストプロジェクトとは?

コミュニティコンポストとは、ご近所さんたちと自宅・店舗などの生ごみを処理するためのコンポストを共有する共同コンポスト。

材木座コミュニティコンポストプロジェクトは、まちの人と共に、循環をつくり、コミュニティコンポストを始める循環コミュニティが増えていくことを目指した、鎌倉ではじめる参加型コミュニティコンポスト実証実験プロジェクトです。

廃材でつくったミミズコンポスト「mimicom」を「関係案内所はつひので」の軒先に設置し、開放します。

「循環コミュニティ」を通じて目指す、未来予想図1:コミュニティコンポストがアメーバ的に増える

生ごみを土に帰し、その土がまた別の形で帰ってくる。そんな循環をつくるコミュニティが、循環コミュニティです。

イメージは、3〜5世帯くらいのご近所さん同士で、コミュニティコンポストを運用して、自ら循環をつくっていくこと。
様々なコンポストがあるので、それぞれのコミュニティの目的に沿ったコミュニティコンポストが生まれるといいなと思います。

アメーバ的に増えていく

未来予想図2:街角で、ごみを持ったコミュニケーションが生まれる

ゴミ=臭い、汚い、離れたい というイメージがあるかもしれませんが、ごみが、まちの中に知り合いが増えるきっかけになったら?
リサイクル率No.1の自治体 鹿児島県の大崎町では、ごみ捨て場が井戸端会議や雑談の場所になっているそうです。

私たちも、2022年に訪問させていただきました。
材木座コミュニティコンポストプロジェクトは、このように自治体レベルで行われている活動の、更に小さいバージョンで、ご近所さん同士で自発的に始めていくイメージをしています。

大崎町の生ごみ堆肥の現場

未来予想図3:お裾分けの輪が広がる

例えば、ミミズコンポストを運用してみみずが増えたら、次に始めたい人にみみずをお裾分けする。菌をお裾分けする。
地続きで、お裾分けが広がっていくことによって、材木座コミュニティコンポストプロジェクトが、小さな地区の中で途切れずに続いていくことができるはずです。

未来予想図まとめ

Goodな点をまとめると


コミュニティコンポストを通して、学び・楽しみ・喜びがぐるぐると回っていくことを願って。

はつひのでは、mimicom(みみこん)!

キャッチコピーは、生ごみ持って、まちに出よう。

みみずに堆肥化を手伝っていただく、みみずコンポストから始めようと思います。湘南地域で出た、蒸し器の廃材を利活用。
mimicomの最後がmになっているのは、コミュニティにかけて、mにしてみました。

廃材でつくったミミズコンポスト「mimicom」を「関係案内所はつひので」の軒先に設置し、開放します。

しかし、mimicomのサイズがまだ小さく、生ごみの処理範囲が限られているため、2024年春以降で、ご自宅や、各店舗で出た生ごみを、mimicomに持ち込むことが可能になることを目指しています。

参加したら、どんなことができるの?

まずは、参加者の皆さんにコンポストについて思うことやお困りごとを聞きながら、勉強会を開催したいです。

参加方法

\こんな方へ/
・生ごみを持ち込みたい
・家でコンポストを始めたいから勉強会に参加したい
・コミュニティコンポストをやってみたい
・とりあえず、コンポストについて学びたい(からワークショップに参加したい)

生ごみを持ちこむだけでなく、様々な関わりしろがあります。
実証実験にご参加いただける方は、一緒に学び合いましょう。

まずはエントリー!


材木座コミュニティコンポストは、まずはやってみる精神を大切に、試しながら実践していくことを大切にしています。
少しでも気になる方は、ぜひエントリーしてみてほしいです!

それでは、本日も素敵な1日をお過ごしください☺️


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