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小さな庭の雑草観察(11月)

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私の家には1メートル四方の小さな庭があります。庭というより花壇と言ったほうが適切かも知れませんが、これがうちの唯一の庭なのです。
ここに、来年の春咲くようにチューリップの球根を埋めることにしました。雑草を抜かなければなりませんが、見てみると思いの外色々な種類の草が生えています。せっかくなので、抜きながら観察してみることにしました。
使い終わったA3サイズのカレンダーの裏に引き抜いた草を載せて写真を撮っていきます。

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まずはスベリヒユ。紙からはみ出すほど立派に育っています。季節柄、葉を落としていて種ももうほとんどありません。茎の先についている三角の実の中には大量の種が入っていました。この草、食べられると聞いてお浸しにしたことがあるのですがかなり美味しかったです。モロヘイヤ的なぬめりがあり、口当たりも良く、好みの味でした。

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カタバミ。黄色かピンクどちらかの花が咲きます。ハート型の葉が可愛らしいですね。この葉は夜になると閉じるらしいです。その様子が葉を半分食べられたように見えるため「片喰(かたばみ)」と呼ばれたとか。

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おそらくウラジロチチコグサ。葉の裏に白い毛が密集しているのが特徴です。花が終わって綿毛の種をつけています。ほかにタチチチコグサ、チチコグサモドキ、ハハコグサ、チチコグサがあるようです。いつか全部集めたい。

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たぶんウリクサ。花がトキワハゼやサキゴケに似ている気もしますが葉の形から判断しました。寒いのに頑張って花をつけているところに健気さを感じます。実が瓜っぽいのが名前の由来らしいです。次の春にでも探してみます。

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葉の色が赤っぽいのでアカカタバミ。小さなオクラのような実がついています。カタバミは葉も花も可愛らしいのにどこにでも生えていて、その逞しさに驚かされます。

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小さなオランダミミナグサ。ここからぐんぐん背を伸ばして花をつける予定だったのでしょう。影を見ると葉から細かな毛が生えているのがよくわかります。

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コメヒシバか小型のメヒシバ。本来は緑色らしいですが、時期のせいか茶色かったです。いかにもイネ科という感じ。二股に分かれた穂がユニークですね。(追記:こちらアシボソという草だそうです。コメントで教えて頂きました。)

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ミチタネツケバナがきれいなロゼットを作っていました。一株なのにブーケのよう。この中心から茎を伸ばして花を咲かせます。葉の形がなんだか魅力的で水辺に生えていそうだな、と思っていたらクレソンに似ているんですね。近縁種のオオバタネツケバナは見た目も味もそっくりだそうです。

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タンポポに似ているけれどたぶんタンポポではなない何か。茎も花もついていないのでわかりません。トゲもないからオニノゲシでもなさそうです。ブタナ?(追記:こちらはオニタビラコのようです。)

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花壇のふちの内側に苔も生えていました。ゼニゴケ(右)とハマキゴケ(左)でしょうか。ゼニゴケは雌株のつくる小さなパラソルが可愛くて好きです。ハマキゴケは乾くと茶色くなって葉が縮れるそうです。葉巻(煙草)は関係なさそうです。

まとめ

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1メートル四方の庭に勝手に生えていた植物は11種類でした。見逃しているだけでもっとあるかもしれません。

スベリヒユ、カタバミ、ウラジロチチコグサ、ウリクサ、アカカタバミ、オランダミミナグサ、アシボソ、ミチタネツケバナ、オニタビラコ、ゼニゴケ、ハマキゴケ

庭以外にも家の敷地内に雑草が生えているので、春頃また観察しようと思います。同定能力や撮影のセンス磨いていきたいです。

おまけ

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コケ2種を小さな素焼き鉢にお迎えしてみました。増えたらうれしいな。

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