問題解決のための哲学思考レッスン25　小川仁志

本を読んだので、内容や感想を簡単に書きます

　何かしらに行き詰まりを感じたら、問題解決のために本を読んだらいいと聞いたので、この本を手に取ってみました。小川仁志さんの本は何度か読んだことがあり、哲学の本を多く書かれている方らしく、よく見かける名でもあります。今回読んだ「問題解決のための哲学思考レッスン25」は文章が読みやすく、内容理解が追いつかないということはありませんでした
　問題が25提示してあり、それに対して哲学者の思考法を提示して、問題解の解決に導いていくというのが、この本の一連の流れになっています。哲学者の考え方が短く、わかりやすくまとめられていました
　偏見をなくして本質を理解しよう、という内容が複数の項目で主張されていました。偏見というのは生まれた環境や、受けた教育で決まるそうです。ですので、そういう先入観を取り払って、本質を見極めれば、問題解決ができるということです。具体的にどうすれば偏見をなくせるのかというと「よく考えよう」と提示してありました。つまり、人生経験の中で成長して、本質を理解する能力を身に付けていくしかないのだと思います