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[要約part1]不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる

PART1 理論編 正しく知る

 フェーズ1では苦痛を与えよと記してある。ホルミシスという効果が若返りや心身の強化につながる。ワクチンとは元々病原菌ウイルスそのものであり、ウイルスを弱らしたものを体内に入れ、細胞に免疫を作らせることで本物のウイルスに対抗できるということである。野菜等の食べもの含まれるポリフェノールが身体にいいのは少量の毒だからであり、体内に炎症を起こさせ、回復することで肉体が若返る。つまりポリフェノールはホルミシス効果を引き起こしているということだ
 ルワンダ虐殺の例にみると、精神にもホルミシス効果が期待できるとわかる。虐殺現場と向き合った生存者たちの一部に、精神状態の向上がみられたと記してある。苦境を味わえば成長できる可能性があり、ホルミシス効果が精神の面でも期待できるということだ
 フェーズ2では回復ついて記してある。筋肉の成長はトレーニング後の休憩で得られる。精神のストレス解消に大切なのはコントロール感である。目標があり、達成するには何をすればいいのかわかっていると心から思える状態をコントロール感という。具体的には、休憩の目標を明確にして、目的の達成に必要な休憩法を調べて、その方法通りに休憩するということである。コントロール感を得やすい休憩法の例としては、新たなスキルの学習(語学の習得や未知の技術の学習)、友人との交流、他者への親切(ボランティア等)である。苦痛で若返りシステムを起動し、回復で若返りシステムを実行されるので、休みにも手を抜いてはいけない
 フェーズ3ではなぜ苦痛を感じなければホルミシスが動き出さないかの説明である。原始人の狩猟生活を振り返れば、動物を狩る、食料がなければ飢餓状態に陥るという、生命の危機は日常的にあった。現代の生活では身の危険はほとんどない。そのため、人体がホルミシスが働く必要性と判断しているので、一般的な生活を送る上では、ホルミシスは停止しているということである。つまり、適切な苦痛と、徹底的な回復を繰り返し、少しずつ苦痛の量を増やせば、若返えられるということである

  パート2に続きます


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