はとぶん

サブカルチャーが大好き。自転車も好き。人生ステータスを娯楽に全振りしている。

はとぶん

サブカルチャーが大好き。自転車も好き。人生ステータスを娯楽に全振りしている。

マガジン

  • ヒントはいつも物語から

    モヤモヤしていたとき、物語を通して回答を得た。物語を通して頭の隅にあった出来事を思い出した。そんなリンクエピソードや考えさせられたことを綴っていこうと思います。アニメ、漫画、小説、ゲーム、ドラマ、媒体はなんでも。

最近の記事

いつかどこかの旅先で

昨年の夏、旅行した時の事を書こうと思う。なぜ今書こうと思ったかというと、今年は旅行せずに終わりそうで気が狂いそうだからだ。 一口に旅といってもそれぞれ旅行観はあるものだ。つまるところ旅行に何を求めているか。それは優雅な休息であったり、非日常の刺激であったりする。絶景や秘湯を求める人もいれば、美食を求めて地方の名店に訪れる人もいるだろう。 例えば三宅日向女史は「引き返せるうちは旅ではない。引き返せなくなった時に、初めてそれは旅になるのだ 」という言葉を残している。今いるこの

    • 糸のない凧

      まだ活発に人が動きそうになく、物音を立てることが忍ばれるような早朝、支度を済ました僕は「いってきます」と聞こえるか聞こえないかの声を発しながら家を出る。まだ家族は僕以外起きていないのだから、必要ない言葉のようだが、これは自分へのやる気のスイッチを付けるようなニュアンスの言葉だ。ここでスイッチをオンにしておくと、これから行く場所に着く頃には本調子で挑むことができる。 ドアを開けると、北風がこの時を待っていたとばかりに勢いよく滑り込んでくる。それに抵抗するかのように身を縮こませ

      • 好きが好きじゃなくなったときに思ったこと

        細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が公開59日間で同監督作品史上、歴代最高の興行収入になったらしい。そのニュースを見たとき、すごく意外に思った。ぼくはその作品を観て物足りなさを感じたからだ。「えっ、本当に?あれで?」と嘲りのつもりもなく率直にそう思ったのだ。 (※この段落は『竜とそばかすの姫』のネタバレを含む)前情報も仕入れず、純粋な気持ちで見ようと思って挑んだ。最初の導入部分、世界観の説明を交えたライプ演出にとてもわくわくできた。そして背景がいかにも高知県だなぁと思い

        • その日、一夜にして小山が中野へと変わった

          時代とともに変わって行く物がある。例えば、食品の内容量とか。年々、小さくなったり、枚数が減っていたり、代わりに個包装になったり。「メーカーもせこくなったなぁ」なんて思うこともあるけれど、変わらず食べられるだけ幸せなのかもしれない。食べられなくなったものもあるからだ。 僕の幼少期に爆発的に流行ったガムがあった。 それはセロハンテープのようにとぐろ状に巻かれたグレープ味のガムで、適宜好きな長さにテープカットするようにして食べていくものだ。ガムとしては口に入れたら大部分が溶けて

        いつかどこかの旅先で

        マガジン

        • ヒントはいつも物語から
          2本
          ¥100

        記事

          Vtuber ASMRレビュー

          ある日の飲み会のこと、なぜVtuberのASMRを聞くのかと問われ、なるほどそうきたかと思った。 ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)とは、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のことだ。(wiki引用)具体的には鉛筆で書く音やささやき声、スライムを触る音など種類は幅広い。リラックスが目的のものや睡眠向きのもの、作業用のBGM感覚で聴くべき雑談ものからエッチなものまで多岐にわたる。

          Vtuber ASMRレビュー

          BBTAGワイスヤンで勝ちたい!でも勝てなかった僕の遺書

          はとぶんです。2018年は『ブレイブルークロスタッグバトル』、通称『BBTAG』が発売された年でした。 週末ゲーマーではありますが、自分の中では2018年一番やりこんだと思うゲームなので、何か総括をしたいと思い今作で一番苦悩しながら原作愛で使ったワイスヤンの情報をざっくり初中級者向けにシェアしたいと思います。 完全初心者の方は上記リンク記事やWikiを見ていただくと良いかと思います。 まず言っておきたいことは、私は現在このタッグを使っていません。 11月頃にルビーヤン

          BBTAGワイスヤンで勝ちたい!でも勝てなかった僕の遺書

          ぼくが考えたさいこうのesportsのミライ

          近年esportsが多くのメディアで取り沙汰される中「esportsはスポーツかどうか」なんていう問題提起がなされている。 スポーツ派の理論としては身体を動かすからスポーツというわけではなくマインドスポーツだとしており、否定派からは汗水垂らして努力しているアスリートと同列と思えないことや暴力的描写や依存性の問題を指摘している。 しかし、この話題はゲーマー側からすればほぼ無意味な話題に等しく、esportsという新産業が進む可能性の出鼻を挫こうとしているようにしか見えない。

          ぼくが考えたさいこうのesportsのミライ

          あの頃の僕たちを再び繋げてくれるもの

          はとぶんです 皆さんはしばらく会っていなかった友人と会うことになったらどこに行って何をするのでしょうか。 簡単に思いつくところならとりあえずカフェで近況を報告し合ったり、映画館で話題の映画をみたり、繁華街でショッピングを楽しんだり……。まぁそれぞれの楽しみ方があると思います。今回はそんな旧友と遊んだ時の話。 というのも大学時代同じクラスだった人達と東京で同窓会をすることになり、地方住み友人のOも参加するということなので旧交を温めるべく自分も参加することにしたのです。

          有料
          100

          あの頃の僕たちを再び繋げてくれるもの

          答えはいつも物語の中

          泉鏡花だったろうか。言霊を信じ、恐れ、何もないところに指で文字を書く素振りを見せても書いた文字を消す動作を必ずするよう命じたという逸話を持つ作家は。文字も言葉も一度放ってしまったら容易に消せない。今回はそんな話だ。 小学生の頃を少し思い出す機会があった。私の父は当時転勤族で、卒業するまでに小学校は3校通った経験がある。今回話すのはその中でも最後の学校で全校1,000人にもなるマンモス校でのA君との出来事。

          有料
          100

          答えはいつも物語の中

          【地方×esportsの可能性】地元栃木で開かれた格闘ゲームのオフライン対戦会に行ってきた

          こんにちは、はとぶんです。『ドラゴンボールファイターズ』、『ブレイブルークロスタッグバトル』、『ファイティングEXレイヤー』と新作格ゲーが続いていますね。現在私は『ブレイブルークロスタッグバトル』、通称『BBTAG』にハマっています。参戦作品の海外発3DCGアニメ『RWBY』が大好きなのでRWBY愛を示すべく自分の格ゲー歴の中で一番やりこんでるかもしれないゲームです。 △現在ランクはマスターⅣ。使用するのはワイスヤンのフリーザバーンタッグ。強いかと言われたらよくわかりません

          【地方×esportsの可能性】地元栃木で開かれた格闘ゲームのオフライン対戦会に行ってきた

          発売から1ヶ月で『ストリートファイターV』を触らなくなった私が今でもカプコンプロツアーは見てしまうワケ

          ゲームを用いて競技を行う「esports」。その有名どころといえば 『Call of Duty』、『 Over watch』、『 League of Legends』などあるが、これらのゲームはどれも海外勢が一番強いといっていいだろう。そんな中で日本人が一番勝てるといえるesportsジャンル「2D格闘ゲーム」の存在は欠かせない。 esportsの時代を築いた『ストリートファイターⅣ』2D格闘ゲーム×esportsと言えば自ずとこのタイトルに行き当たる。『ストリートファイタ

          発売から1ヶ月で『ストリートファイターV』を触らなくなった私が今でもカプコンプロツアーは見てしまうワケ

          格ゲーを触った事のないRWBY勢が来るBBTAGで格闘ゲームを楽しんでいく方法

          5月31日に『ブレイブルークロスタッグバトル』通称『BBTAG』が発売されますね。 この作品の魅力としては作品の垣根を越えていろいろなキャラクターが登場するという点。 『ブレイブルー』、『ペルソナ4』、『アンダーナイトインヴァース』、そして『RWBY』の4作品が集結しています。この中で一つ『RWBY』だけ格闘ゲームが出ていない完全新規参戦なのです。 「格ゲーやったことないけど『RWBY』を目当てに買うわ!」って人も少なくないはず。RWBY勢からしたらルビーたちがゲームで触れ

          格ゲーを触った事のないRWBY勢が来るBBTAGで格闘ゲームを楽しんでいく方法