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1:ラインを引くことの重要性

こんにちは!記事を見てくださってありがとうございます。
今回から本格的に株式投資、お金に関する投稿をしていきます!
今回は第1発目ということでラインを引くことの重要性について書いていきます。


1.ラインは相場の方向性を可視化するもの

そもそもなぜラインを引くのでしょうか。
それはその相場の方向性を可視化できるようになるからです。そしてさらに意識される価格帯や価格幅がざっくり推測できるようになる、というのも大きな利点です。
それでは具体的に見ていきましょう。

1-1.レンジ相場

画像1

上の画像1を見てください。実線やら破線やら青丸印やら色々描き込まれています。

①の実線→安値同士を結んだ下値支持線(サポートライン)
②の実線→高値同士を結んだ上値抵抗線(レジスタンスライン)
③の破線→比較的短い期間で意識されている高値、安値同士を結んだサポー    トラインとレジスタンスライン
青丸印はラインを引いた際に基準にした安値or高値

これらのラインを見るとまっすぐ平行に引かれているということがわかります。特段上昇を続けていくこともなければ下落をし続けるわけでも無い・・・このような時の相場をレンジ相場といいます。
この意識された平行なラインをローソク足が上抜けるor下抜けた場合、そこから上昇相場or下落相場へ転換するという可能性が大きいといえます。

1-2.上昇相場

画像2

①の実線→安値同士を結んだ下値支持戦(サポートライン)
②の実線→高値同士を結んだ上値抵抗線(レジスタンスライン)
③の破線→②のラインで基準にした高値よりも安い高値を基準にしたライン

この画像2は画像1と同じ銘柄です。
このように右上に向かってラインが引ける場合上昇相場といえます。株価が上昇下落を繰り返しながらも高値、安値切り上げをしていく、それが上昇相場です。

1-3.下落相場

画像3

①の実線→安値同士を結んだ下値支持線(サポートライン)
②の実線→高値同士を結んだ上値抵抗線(レジスタンスライン)

このようにラインが右下に向かって引ける場合、下落相場といえます。
高値安値をどんどん切り下げながら相場が進んでいきます。

さて、このようにラインの角度によってどのような相場なのかがわかったと思います。問題は高値とか安値とか結構まばらにあるけどどれを結ぶのが正解なの?っていうところですよね。次に解説していきます!

2.ラインの引き方は?

2-1.とにかく引きまくろう!

とにかくラインを引きまくってください!
ごちゃごちゃになってもいいです!!

ラインをたくさん引いていくうちにしっくりいく形のラインが引けていくはずです。あれ?こことここ結んだら結構前の高値も反発してるじゃん!とかなんか引いたラインに沿って株価が動いていた時があるな、とか。
これらの気づきがあるとあなたが引いたそのラインは信頼度が高いラインと言えるでしょう。この信頼度が高いラインを見つけるためにはやはりラインを引きまくって試行錯誤していくしかありません。
根気強く頑張りましょう🔥

2-2.この引き方大丈夫・・・?

でも引いていく中でこう疑問を持つことも出てくると思います。
「ライン引いたけどラインの中に収まっていないローソク足があるけど、これはダメなの?許容していいの?」
僕はラインから多少飛び出しても良いと考えています。
画像1と画像2を見ると実際にラインを上抜けている箇所がありますよね。このラインを上抜けた理由はそれだけ買いの圧力が強かったことを示しています。ですがすぐに下落し、結果的にはラインに収まっていくように株価が推移していっていますよね。ここでは意識されているライン(信頼度が高いライン)を引くことが目的なので必ずしも全てのローソク足がライン内に収まっている必要はありません

2-3.チャネルライン

ちなみにですが、画像3のラインの引き方は画像1と画像2と比べてちょっとだけ変な引き方をしています。
①は下値支持線で安値同士を結んでいるのですが安値どこ??って感じしませんか?1つはすぐ見てわかると思います。①の吹き出しのすぐ右側の部分ですよね。ではもう1つは?少し拡大して見てみましょう。

画像3-1

この青矢印のローソク足を安値としています。なぜこのローソク足を安値の判断にしたかというと、②のレジスタンスラインと平行なラインを作成し①の吹き出し右の安値に当てた時ちょうど矢印のローソク足に当たったからです。このように平行なラインをチャネルラインといいます。

実は画像1、画像2のラインもチャネルラインとなっております。
必ずしも平行なラインを引かないといけないわけではありませんが僕はこのチャネルラインの方が見栄えが良いと感じるのでこればっかり引いてます笑

このようにサポートラインorレジスタンスライン片方しか見つけられない時は平行なライン(チャネルライン)を作成して試してみるのも良いですね

3.ラインを侮るなかれ


ラインを侮るなかれ。


なぜこの見出しをつけたかというと過去実際にラインなんか当てにならんだろうと言ってくる方がいたのでこういう見出しにしました。
ある日その方は僕にこう言い放ちました。「ラインの引き方なんて十人十色、そんな正解があってないようなやり方じゃダメだろ」と。
引き方が人それぞれなのはわかります。自身がこのラインが信頼度が高いなと思っていたとしても他の人はこっちの方が信頼できるだろ、とか人によって意見もバラバラです。
そんなのは当たり前なのです。そもそも投資において正解なんてものは存在しない。だからこそ少しでも精度が高い、すなわち信頼度の高いラインが引けるようにならなければならないのです。
引けるようになるためには上記で書いた通り。とにかく線を引きまくる。そして上手く引けたと感じられたら別の銘柄でもラインを引いてみる。これをひたすら続けていくことできっと身につけられるはずです。

ラインを引けるようになると株価の価格幅がわかる。ラインに反発すると予測することが可能になるため、効率よくエントリー、決済ができるようになる。素晴らしい武器なのです。決して侮るべきではないのです。

4.まとめ

ラインの重要性ご理解いただけたでしょうか?
慣れるまではこれって引き方あっているのかなと不安になることも多々あるかと思います。数をこなして不安を確信に変えていきましょう。上記の通り身に付いたら非常に強い武器となるのですから・・・!


長々となってしまいましたが以上となります。1発目投稿ということもありおかしなことを書いていたらすいません🙇‍♂️

次回はこのラインを使ったエントリー、損切り位置について書こうかなと思っています。

それでは!

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