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さくっとわかる世界最大規模のXRイベント『AWE』 | 業界注目の『Auggie Awards』も併せて解説します!

今年もこの季節になりました。
世界最大規模のXRカンファレンス『AWE(Augmented World Expo )』が5月26日から開催します!

年々XR(AR/VR/MR)に注目度が高まるにつれ、この業界で最大級のカンファレンスAWEにも注目が集まっています。

えっ、イベント開催は1か月先?
そんなことはありません!すでに今年のAWEは始まっています!

ということで、この記事ではXRカンファレンス『AWEについてご紹介したいと思います!

世界最大規模のXRカンファレンス

AWEの誕生は2010年にさかのぼります。

この年、Ori Inbar(オリ・インバー)氏を中心とする当時のAR業界のリーダーたちによって、AWEの前身となる『Augmented Reality Event(ARE)』が組織されました。

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オリ・インバー氏(Credit:AWE USA

創業メンバーであるオリ・インバー氏は、ARベンチャー企業の支援を行う「Ogment Inc.」やAR業界全体の底上げを目指し、AWEの母体ともなっている非営利団体「Augmented Reality.ORG」などの創業者としても知られている、AR業界のレジェンド的人物です。このAugmented Reality.ORGは、「ARで人類を進歩させること」をミッションとしており、2020年までに10億人までARアクティブユーザーを増やすことを目的としています。

Our Mission: Advancing Augmented Reality to Advance Humanity. Our Goal: 1 billion active users of AR by 2020. [About AWE]

2010年から始まったAREはAR業界を取りまとめるカンファレンスとして成長していき、2013年に『Augmented World Expo (AWE)』と名称を変更し、世界最大級かつ最も影響力のあるARイベントとなりました。

「Augmented World」という単語には、単にAR技術に閉じることなく、関連する技術を巻き込み、社会に大きく影響を与えていくというAWEのミッションが垣間見えます。それを体現するかのように、2018年からVRやMR、さらにはSpatial Computingといった、いわゆる「XR」を扱うカンファレンスとして進化しました。

現在は年に4回、シリコンバレー(アメリカ)・ミュンヘン(ドイツ)・アジア(なぜかアジアだけ地域w)・テルアビブ(イスラエル) の都市でカンファレンスが開かれています。中でも、アメリカで開催されるカンファレンスには特に注目が集まります!

それらに加え、世界中でローカルコミュニティが作られています。

日本では、Graffity・ENDROLL・MESONの3社で、ARコミュニティ「AWE Nite Tokyo」が設立され、イベントを開催するなど精力的に活動しています。

ちなみに、4月30日には、創設者のオリ・インバー氏を呼び、「イチから学ぶ、AR×5Gが描く未来」というテーマで、AWE Nite Tokyoのイベントが開催されます。ARと親和性の高い5Gをテーマに扱う、こちらのイベントも注目ですね!

5月26日『AWE USA 2020』開幕!

IT'S TIME TO GO SPATIAL.

をテーマに添え、5月26日から29日まで『AWE USA 2020』が開催します!

200名を超えるスピーカーと、200名を超えるスポンサーと展示者、更にAR業界で毎年注目される賞『Auggie Awards』の発表など、XR業界が盛り上がるイベントになっています。最新のXRテクノロジーだけでなく、アートやマーケティング、さらにはAI等の多岐にわたる15のテーマが用意されています。詳しくはこちらを覗いてみてください。

登壇者は、MicrosoftやGoogleはもちろん、AR開発者御用達のUnityやUnreal、MRグラス企業 、加えて世界中のAR/VRスタジオなど、幅広くから集められています!こちらのサイトでぜひスピーカーをチェックしてください!絶対驚きます!

さらに今回はオンラインでの開催になっており、タイトルも「ONLINE GLOBAL」となっているため、全世界からの参加が可能です!
4日間の参加チケットで$199となっています。(「これだけコンテンツがリッチなイベントなので高くは無い、むしろお得!」と個人的には思います!)

Auggie Awardsに参加できます!

The annual Auggie Awards have been the most recognized industry AR & VR awards show in the world since 2010. [AWE]

Auggie AwardsはAWEが主催する「ここ1年間で最高のAR/VRコンテンツ」に送られる賞です。いくつかのカテゴリーに分かれて、その賞が送られます。2020年度は過去最多の15のカテゴリーが用意されています。(こちらからサイトへ飛べます!)

2019年では、New York Timesの「The NYTimes apps」がBest Consumer Appで、Snapの「Lens Studio 2.0」がBest Creator & Authoring Toolで受賞しています。他にも2019年に話題になったXRコンテンツがたくさんあるのでぜひサイトを覗いてみてください。

Auggie Awardsの受賞まで大きく2ステップあります。

1. 公募(Public Voting)による投票
2. 公募によって票が多かったファイナリストから選定

この1つ目のステップ「公募(Public Voting)」には、私達も参加できます!

今年は、北千住デザインさんのiOSアプリ「MEISAI」を始めとする、日本の企業・クリエイターも多くコンテンツを応募しているので、日本初のAuggie Award受賞へ期待が高まります!

僕が所属するMESONからは2つのコンテンツを応募しました!

1つ目が、『PORTAL with Nreal』
今年のCESでも展示された、MRグラス「Nreal Light」を装着することで、自分の部屋でブランドの世界観を体感しながらショッピングを楽しめるアプリです!
このコンテンツは、新しいブランド体験・ショッピング体験を提案するという意味で、「Best Campaign」のカテゴリーに応募しました。

2つ目が『Spatial Message』
今年2月に開催された「未来の学校祭」で展示された、ARグラスが普及した未来に生まれるコミュニケーションを一足先に体験するコンテンツです!このコンテンツは博報堂DYホールディングスとの共同研究の一環で開発されたものです!
こちらは会場となった東京ミッドタウンの空間を意識し設計されていることとこれまでにないほど空間を広く使った体験として、「Best in Location-Based Entertainment」のカテゴリーに応募しました。

どちらのコンテンツもMESONが自信もって世に送り出したコンテンツになります!実際に体験をしてくれた方はもちろん、それぞれの動画からでも細部に凝らした工夫とこだわりが覗けるかと思います!

もちろん他にも素晴らしい作品がたくさん登録されていますので、ぜひ全作品をご覧ください!(こちらから)
その中で、もしMESONの作品を特に素晴らしいと思って頂けたらぜひ投票をお願いします!

投票期間は4月21日から5月8日まで!すでに始まっています!

全ての選考プロセスが終わり今年のAuggie Awards受賞者が決まるのは5月28日となっています!

*投票の前に、簡単にRegister(登録)をする必要があります。また、正常にVoteボタンを押した時「+1」と表示されるので確認をしてください。

開幕が待たれる

2010年にオリ・インバー氏がAWEの前身となる『Augmented Reality Event』を創設してから今年で10年目です。

この10年の進歩を踏みしめるとともに、これからの10年を見据えるためにも、今年のAWEは見逃せません!

この世界最大規模のXRカンファレンスには、今のAR/VR業界を引っ張る企業・開発者・クリエイターが集まります。業界のトレンドを追うだけでなく、これからを創るためにもぜひ参加したいですね。

さらに業界注目のAuggie Awardsもあり、第1ステップのPublic Votingには誰でも参加できます!ぜひ、特設サイトへ寄ってみてください。このサイトを見るだけでも、最先端のAR/VRコンテンツを知ることができます。
(MESONの2つのコンテンツもよろしくお願いします!)

それでは開幕までの1か月を指折り数えて待ちたいと思います!

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僕が所属しているMESONは「Spatial Computing時代のユースケースとUXをつくる」をテーマに掲げて活動しています。MESONで一緒に働いてくれるメンバー、プロジェクトをご一緒できる企業を募集中です!

僕のTwitterも同じくよろしくお願いします!


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ARスタートアップMESON所属。『Weekly AR Review』を書いてます。

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株式会社MESONのメンバーが交代しながら、毎週自分たちが仕事をしていく中で集まったVR/AR界隈に関する知見をブログとして公開していきます。

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