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八極拳の六大開拳の字訣と開法原理!!練習レベルと捉え方
八極拳には、「六大開拳」と呼ばれる套路(型)が存在します。
これは、開法原理に基づいて構成された套路です。
六大開拳の初歩的な捉え方
一部の「六大開拳」の解釈では、八極拳の「発勁」(発力)や力の方向性を6種類に分類したものとして解説されています。
確かに、当流の八極拳の「六大開拳」の教習においても、初期段階では、「発勁」(発力)や力の方向性、身法や力の配合の教習から始めます。
しかし、これは、練習初期の内容に過ぎません。
本来、当流の八極拳において、このような「発勁」(発力)や力の方向性などの練習は、「小八極拳」の練習に分類されます。
六大開拳の字訣
「六大開拳」では、このような「小八極拳」レベルの初期段階の練習を示す「字訣」を、「靠、弸、捅、搨、欄、撲」の6種類で表します。
しかし、当流では、上記を重視しません。前述したように、「六大開拳」と呼ばれる套路は、開法原理を内包した套路だからです。
この上記の「字訣」は、本来の開法原理としての「六大開拳」の解釈としては、間違いだと言えます。
もちろん、開法原理を示す「字訣」は、他に存在します。
上記の「字訣」は、初心者レベルの各招式の解釈だと言えます。
六大開拳の技術レベル
「六大開拳」の練習をする場合、上記の「字訣」を元に練習しても、開法原理には辿り着けません。
つまり、「六大開拳」の練習では、自身がどのレベルの内容を練習しているかの、明確な把握が必要だという事です。
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