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八極拳の六大開拳の理解!!李書文八極拳の継承資格

八極拳には、六大開拳と呼ばれる套路(型)があります。

この六大開拳は、開法原理を練習する套路だと言えます。


六大開拳の性質


当流で練習している、李書文の晩年の八極拳では、この六大開拳を、本当の意味で継承する事は、極めて困難な事だと言えます。

これは、六大開拳が、通常の套路とは、違った性質を持つ套路だからです。

前段階で練習する、小八極拳や大八極拳などに関しては、套路を学び、訓練すれば良いと言えます。

しかし、六大開拳に関しては、学んだだけでは機能しません。


六大開拳を学ぶための能力


六大開拳は、学ぶ側にも能力を、要求する套路だと言う事です。

もちろん、この能力に関しては、一定期間学んでいれば、身につくものです。

しかし、現在では、この能力を継承し、伝えられる人間は少ないようです。

この能力を持たず、六大開拳を学んだ者は、六大開拳に内在する技術を、真に理解する事はできません。


六大開拳の理解力


六大開拳の技術力は、学ぶ側の能力によって、バラつきが出るという事です。

六大開拳を、学ぶ能力を持たなければ、各招式(技)の、威力や用法(単純な使い方)、手法などの、程度の低い理解で終わってしまいます。


六大開拳の継承方法


六大開拳を、学ぶ能力を持たない者の六大開拳は、前段階で練習する、小八極拳や大八極拳の内容と、大差ない内容で終わってしまいます。

六大開拳に限らず、真に武術を理解するためには、能力の継承が必要だと言えます。



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