1年ぶりに紅をさす【2021/10/09】
Zoomで社外の人とミーティングがあり、マスクをする必要がないので、公に口紅をさしてみた。1年?いや、もっとそれ以上ぶりかな。メークボックスの中をがさごそ。愛用のリキッドタイプのルージュを取り出した。中身がこつこつに固まっているんじゃないか、不安だったけれど、何とか塗ることができた。
鏡をみて、ハッとした。真紅の口紅が、こんなに鮮やかだったとは。口元を動かすと、表情が豊かになった気がした。
マスク生活はもう1年半以上になる。社会人のたしなみとして化粧はしているが、マスクで見えない顔半分はしていない。※2021/07/02 半夏生(はんげしょう)で半化粧
口元も目ほどではないけれど、それなりに物を言う。マスクで口元が見えないために、唇の動きで言葉を読み取る聴覚障害の人たちは、このコロナ禍で意思疎通に支障をきたしていると聞く。そういう人たち以外でも、日常のコミュニケーションに、大切なツールが失われているのでないだろうか。
一番大きいのは、やはり笑顔が見えないこと。目だけだと、本当に笑っているのか、よく分からない。大口を開けて、ガハハと笑ってみたい。早くそんな日が来ることを祈りたい。
*すてきな画像は、みんなのフォトギャラリーから0v0_malaさんの作品をお借りしました。ありがとうございました。
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