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2021/07/13 献立が思いつかない時には

「今日、何食べたい?」。小さい頃、親によく聞かれて困った。「何でもいいよ~」と答えたら、「それじゃあ、答えになってない!」と怒られたものだ。

料理を作るようになって、しみじみ分かる。献立を考えるのは、面倒くさい。1品なら思い浮かぶけれど、数日分となると、もうお手上げである。そんな時、実践している方法をご紹介する。

まず、食べたいメニューが浮かぶと、手帳に書き込んでおく。例えば、「中華三昧 のしょう油ラーメン」とか。ラーメンに使うキャベツを1個買うことになったら、キャベツを使い回せる献立を考える。要は最初に決めた献立の食材から、次の献立をイメージしていく。

第2段階は、近くのお店のチラシをチェック。お買い得の食材から、数品考えてみる。それでも、献立表が埋まらない時は、第3段階として、目をつむったまま、レシピ本を開いてみる。パッと出てきた献立を作ることにしている。

レシピ本は心強い味方だ。私は10冊近く持っている。第3段階の方法は、占いの感覚である。思いついたきっかけは、赤毛のアンシリーズ。どこかの短編に、聖書をパッと開いたページに答えがあるという「聖書占い」が出てきた。幼いころ読んだのを思い出して、献立作りに応用してみたのだ。

献立リストは、「○○亭メニュー」と筆ペンで書いて、昼食や夕食のメーン、副菜別に書いて張っている。気分で居酒屋風にしたり、洋食屋さん風にしたり。これは毎日、家人から「今日のごはん、何?」と聞かれるのが面倒だから始めてみた。なかなか好評なので、すっかり定着した。「献立候補の中から何食べたい?」と聞くが、冒頭のようにゼロベースではないので、答えやすいと思う。

友人の一人は、月曜―魚料理、火曜―肉料理…とあらかじめ決めているという。私は飽きっぽいので、やっていないけれど。

真夏に向かうこれからの季節、コンロの前にいるのは地獄だ。なるべく火を使わず、レンチンでできて、短時間でできる献立を探している。

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