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私の握りしめているものは

変えられない習慣
嫌なのに、辞めたいのに
怖くて辞められないこと

その握りしめているものは
そんなに大事でしょうか?

そう自分に聞いてみた

私1人でなんとか解決しなきゃって
本当にそうなの?


もう手放してもいいかも。

握りしめている手を
そっと開いてもいいかも。


悲鳴をあげている
私の中で、必死に戦ってくれている私が。

そんな素振りは見せないけれど。

ここまで1人でよく頑張って耐えたもんな。

何としてもここから動いてはいけない!
守り抜かねば!と、その一心で
焦りと不安と使命感を1人で背負ってきてくれた、そんな感じ。

今まで本当にありがとう。

私の弱さを見せまいと、みんなに知られまいと必死に頑張ってきてくれた。

その拳は、かなり固く握られている。
思いっきり歯を食いしばっていて
あまりの様子に、迂闊に声をかけてはいけない
簡単に触れてはいけないような雰囲気さえ漂っている。

まずは、もう、戦いは終わったんだと伝えよう
そんな気持ちで向かい合ってみた。

私は、彼女を戦場で戦わせてしまっていたのか、と書いていて気がついた。

そして、『彼』と説明したくなるような、男性のような力強さを感じる。

彼(彼女)は、ハッとした表情の後
微かに微笑んでくれた。

泣いているようにもみえる。

ああ、終わったのか、と

いつまで続くかわからないこの戦いを
ひたすら、私の学びが終わるまでと信じて、決めて、その場に立ち続けてくれた。
守り続けてくれた。

もう感謝の気持ちでいっぱいだ。

彼女は、よかった、とそう言ってくれている気がした。

もしかしたら、戦いは終わったなんて
そう簡単には伝わらないかもしれないな、と想像したけれど

彼女の、全身に力が入り強張っていた状態が、少し緩んだような感じがしたので

思いの外、すんなりとこちらのメッセージは伝わったようだ。

なんだか触れたくなって
握手させてもらってもいいかな?と私が心の中で念じるように聞くと

もちろん、とでも言うように
彼女は、そーっとそーっと、ゆっくりと
両手を前に出してくれた。

先程まで握りしめていた拳を、すこーしずつ開きながら

私も、できるだけ、できるだけ、丁寧に彼女の手に触れた。

もう、優しくて、温かくて
彼女のエネルギーが、手を通して私の身体中に流れ込んできた、その瞬間、一筋の涙がこぼれた。

ああ、私はこの愛に守られていたんだ

それを実感した。

今の私にとっては、もう不要になったエネルギーであり、思い込み、ブロックになるわけで

それがあるから、今の自分は現実で生きづらさを抱えていた。

だけど、彼女との交流を通して
それは決して邪魔ものなんかじゃないってことがよくわかる。

彼女もまた、愛だった。

今まで私を守ってきてくれた、大切な私のエネルギーだった。

ありったけの感謝を伝えたら、また彼女は、私の今を生きるエネルギーとして生まれ変わってくれる。

なんて頼もしいんだろう
こんなにパワフルな存在が私の中にいてくれるなんて!
そして、また生まれ変わって今の私を支えてくれるなんて!

最後には、包み込むようなハグを交わし、彼女は私の中心へとかえった。

こうして、愛と感謝で私が再構築され、人生が進んでいくんだと思うと、楽しみで仕方ない!

私は、全然自分のことを信じられなくて、ずっとパワーを失っていた状態だった。
こんなにもずっと、愛されていたのに、自分一人で孤独を感じていたんだ。

今回の彼女も、やっと終わったんだね、やっと気づいてくれたんだねって感覚もあったように思う。

自分がいくら自暴自棄になろうとも、この体と魂は、私を生かそうと懸命に働いてくれている。
そんなことが、わかったような気がした。

私は、私に、こんなに応援されているんだから、こんなに頼もしいメンバーと共にこれからを進めていけるんだから
最高な未来になるに決まってる!

だって、私は愛で溢れているから
自信を持って進もう!
そんな気持ちになった。

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