はたらくおじさん

副業でオンライン家庭教師やってます。http://bit.do/hataraku 日本…

はたらくおじさん

副業でオンライン家庭教師やってます。http://bit.do/hataraku 日本人の大多数を占めるサラリーマン。年功序列終身雇用も今は昔。降格やクビの可能性さえ考えなければならない時代に突入しています。この先の読めない時代のなかで、生き抜くすべを考えていきたいと思ってます。

最近の記事

サッポロビールの人員削減

多少古い話になりますが、東証1部上場のサッポロホールディングスが2020年2月に早期退職優遇制度による人員削減の実施を発表しました。対象となるのは、サッポロビール社に在籍し、勤続10年以上かつ満45歳以上の社員ということで、サッポロビール社員2,400人のうちの900人もの人が該当します。一次申請が7月に、二次申請が10月に締め切られ、それぞれ51名、59名が適用され、退職期日が11月にきた、あるいは5月にくるようです。 ここで注目すべきは、このリストラが、人数に上限を設け

    • これまでのまとめ Ⅰそもそも副業とは Ⅱ副業はこっそり Ⅲ副業は在宅勤務で Ⅳ副業に種銭は必要? Ⅴ時間の融通が利いてこそ副業

      今回は、これまでのまとめを書きたいと思います。 Ⅰそもそも副業とは 労働市場の流動性が確保されていない日本社会では、これからさらに副業の存在意義がクローズアップされていく。 なぜなら、現代の日本人の大多数を占める副業をもたないサラリーマンが、本業である所属先を失う可能性を考えなければならない時代に突入しているからであり、また所属先を失うことはないにしても、収入が先細りするリスクは年々高まりつつあるからである。 ただ、副業はあくまで本業あっての副業である。 現代社会に

      • 時間の融通が利いてこそ副業

        副業はそれ自体が単独で存在できるものではなく、本業があってはじめて副業が成立するのだということを今までに述べてきました。従って、いつ副業を行うか、という時間の観点からは、本業を行っていないそのスキマ時間に行う、ということになるはずです。今回は、この時間について考えてみたいと思います。 本業として、何かしらの職業に従事している場合に、必ずその仕事に拘束される時間というものがあります。仮に、この時間が完全に固定されており、それ以外の時間が完全に開放されているのであれば、その決ま

        • 副業に種銭は必要?

          自分で事業を立ち上げる時には、資本というか種銭が必要になってきます。あなたがサラリーマンとして働いている会社も、あなた自身はお金を出していないかもしれませんが、資本(種銭)から始まっています。資本主義の下での営利を目的とした事業体は、この資本(種銭)を膨らませるべく活動しているということができます。 働く場合にこの種銭が必要か必要でないかは、自分で0から始めるか、他人が始めたものに乗るかに大きく関係しています。自分で0から始めるときには、ほとんど必ず種銭が必要になるのに対し

        サッポロビールの人員削減

          副業は在宅勤務で

          勤める会社で副業が禁止されているのでなければ、副業をすること自体が直接問題となることはありません。しかしながら、副業をやるにあたって生じる外的要因、特に、勤める会社の経営者、上司、同僚からマイナスに評価されてしまうという負の影響、が予想されてしまいます。その負の効果を極力抑えるために、副業は他人に知られることなくこっそりやるのが合理的であることを前回お伝えしました。 もちろん、副業が会社にバレても負の影響なんてないといいきれる方は、大手を振って堂々とやればいいのです。が、そ

          副業は在宅勤務で

          副業はこっそり

          副業の副業たるや、本業あっての副業であるということです。 本業である会社勤めを維持しつつ、この本業に極力負の影響を与えないよう副業を行っていく。これが、現代社会に生きる一般的なサラリーマンにとってのもっともらしい選択肢になってくる、ということを前回説明いたしました。 では、副業を行うことによる本業に与える負の影響は、どこに原因があるのでしょうか。 これには大きく内的要因と外的要因が存在します。 一人の人間の限られたリソースを2つの仕事間で配分するわけですから、一方の仕

          副業はこっそり

          そもそも副業とは、いちサラリーマンにできること

          そもそも副業って何なのでしょうか。 もちろん”業”、すなわち”生活の手だてである仕事”ということに異論はないでしょう。しかし、その”業”のうちのどのようなものが副業で、どのようなものが副業ではないのでしょうか。 副業という言葉には、とくに法律的に厳格な定義とかがあるわけではありません。ただ、”副業”に相対する言葉として”本業”という言葉があることからも分かるように、”副業”と”本業”との間にははっきりとした線引きが存在します。ある人にとってその人の生活の中心をささえる仕事

          そもそも副業とは、いちサラリーマンにできること

          副業を認める会社

          社歴の浅い会社は採用に比較的苦労することから、副業を認める方向に傾きやすいとは思います。 では、老舗といいますか、戦後日本の屋台骨を支えてきたような大会社、すなわち、以前は年功序列・終身雇用の日本的経営のもと、副業などは認めてはいなかっただろうものの、今では副業を認めるようになっている会社には、具体的にどんなところがあるのでしょうか。調べてみました。 アイシン精機、アサヒビール、カゴメ、花王、カシオ計算機、キリン、キヤノン、グンゼ、コニカミノルタ、佐川急便、資生堂、ソニー

          副業を認める会社

          ANA 社員の副業を大幅に認める

          昨年のことになりますが、全日本空輸(ANA)が社員の副業を大幅に認める方針を固めました。 このニュースを聞いて、皆さん、どう思われたでしょうか。今後、ANAのように社員の副業を認める方向に舵を切る会社がどんどん増えてくるのでしょうか。 経営者側の立場から考えてみれば、競合他社に先んじて副業を認める判断を行うのはなかなか難しいと思います。なぜなら、社員には専業でいてもらったほうが、忠誠心も高まり、提供を受ける労働品質を高く維持できるという歴史があるからです。よって、社会全体

          ANA 社員の副業を大幅に認める