見出し画像

第1回開催レポート10月28日(土)/ワタシらしい”はたらく”を描くセミナー

10月28日(土)、鹿児島県男女共同参画センター主催「ワタシらしい“はたらく”を描くセミナー」(以下:セミナー)が今年もスタート!
第1回目は、キャリアデザイン編・起業編の両セミナー合同開催。当日のレポートをお届けします。

秋晴れの中、かごしま県民交流センター、オンラインの両会場で約30名の皆さんが集いました。

第1回のテーマは、「自分のキャリアを考える」。
ワタシらしく“はたらく”とはどういうことか、ゲストの経験談からキャリア形成の基礎的な知識を学びながら、参加者同士で互いの話を聞きながら、それぞれのこれまでのキャリアや人生を振り返りました。



開会の挨拶・チェックイン(自己紹介)

まずは主催の鹿児島県男女共同参画センター課長、瀬戸山さんより開会の挨拶をいただき、セミナーの企画運営・司会を務める株式会社スタジオグッドフラットの市村よりセミナーの目的や心構えをお伝えさせていただきました。

鹿児島県男女共同参画センター課長 瀬戸山さんによる開会挨拶

このセミナーでは、ゲストだけではなく、参加者同士の対話からもたくさんの学びを得ていただけるのが一つのポイント。
今回、はじめて顔を合わせる参加者の皆さんに、まずは場に慣れていただくため、チェックインとして自己紹介を行いました。「呼ばれたい名前」「普段やっていること」「このセミナーに期待すること」を、同じテーブル/オンラインは少人数のブレイクアウトルームで自己紹介。その後、オンライン・現地会場が一緒になり、全体でも一人ずつ自己紹介を話していただきました。

最初は緊張感が伝わってきましたが、これからどんなメンバーと一緒に過ごしていくのかが分かってから、皆さんの表情にも笑顔が見られました。

個人ワーク1・対話の時間

続いて、「モチベーショングラフ」というワークシートを用いて、それぞれが生まれてから今日までの人生で「どんな時に自分のモチベーションが上がったか」「どんな時にモチベーションが低くなったか」を記入する個人ワークを行いました。

過去の出来事を遡るのはなかなか大変ですが、印象的な出来事やターニングポイントを思い起こしながら、皆さん黙々と記入を進めていました。

記入が終わると、まずは現地会場・オンラインそれぞれ2人ずつのペアになり、言える範囲で自身の「モチベーショングラフ」をシェアし合いました。モチベーションが落ちている時からの立ち上がりを客観的に褒め合ったり、「モチベーションが上がるポイントは〇〇なんですね!」と感想をシェアし合う姿が見られました。

その後、4〜5人のグループでも「モチベーショングラフを記入してみてどうだったか?」感想を共有しました。

ゲストレクチャー・対話の時間

昼休憩をはさみ、午後からは「臼井泰子(うすいやすこ)さん」のゲストレクチャーが始まりました。

ゲストの臼井泰子(うすいやすこ)さん

大手人材系企業で300社以上の企業の採用サポートに従事した経験を生かし、国家資格キャリアコンサルタントとして個人のライフキャリアに寄り添ったカウンセリングをされている臼井さん。昨年のセミナーにもご登壇いただいたのですが、1年の間にご自身もキャリアの変化があったとのこと。
レクチャーの前半は、「ワタシらしいキャリアとは?」「あなたにとって生きがいとは?」と問いかけながら、臼井さんご自身の人生から見出せるキャリア形成のポイント5つを教えていただきました。

1.     1発OKじゃなくてもいい
2.     自分の価値観に合う働き方・仕事を選ぼう
3.     目標は常に持たなくてもいい
4.     0%か100%じゃなくていい
5.     不安の正体を見にいこう

レクチャー後半には、臼井さんのモチベーショングラフを元に、具体的にこれまでの経験をお伺いしながら、5つのポイントについて詳しく学びました。

臼井さんのお話を聞いた後は、少人数のグループになり、参加者同士で感想を共有。「あなたらしいキャリアをデザインするためには、自分の本当の気持ちに気づき、自分の物差しで生きることが大切」という臼井さんの言葉に励まされた、という声も聞かれました。

質疑応答の時間には、「モチベーションを上げていくための心の持ち方」「自分の強みやスキルが見つからず不安な時、見つけ出すヒントは?」などの質問があがっていました。

個人ワーク2・対話の時間

ゲストレクチャーの後は、先ほどそれぞれが作成したモチベーショングラフの深掘りを行いました。

まずは個人ワークで静かに自分と向き合う時間。
グラフでモチベーションが上がっている/下がっているポイントが、それぞれ「リスクをとって意思決定できた」「障害に直面して希望が達成できなかった」「重要な意思決定を第三者が行った」「良い意思決定ができた」のうちのどれだったか、を追記しました。

追記してみると、「下がる自分」「上がる自分」のパターンが見えてきます。再び少人数のグループになり、ワークでの気づきを共有し合いました。

チェックアウト・茶話会

セミナーの最後には、少人数グループごとに今日の学び・感想をシェアする時間を持ちました。
「振り返ってみると、“結果、よかったな”という選択が意外とあったと気づいた」「自分の意思で決めて行動し始めてからモチベーションが上がっていることが多い」「シェアし合う時間を持つことで、自分の物差しの他に、他人の物差しを知ることができる」などの感想が聞かれました。

閉会後には、任意参加の交流の場として茶話会を行いました。オンライン会場で参加いただいた皆さんも、ゲストの臼井さんと直接お話できる時間になり、現地会場でも輪ができて会話が盛り上がっている様子がみられました。

第2回のゲスト村田さんを囲んでの茶話会
オンライン会場の参加者と臼井さんで茶話会

あっという間に終了を迎えた初回。
自分について改めて知ることの大切さ、そして他の人の話から学びを得られる面白さにも気づいていただけたのではないでしょうか。参加者同士の積極的なコミュニケーションも見られましたので、これから生まれる「化学変化」が楽しみです。

次回は11月23日(木・祝)。起業編・キャリアデザイン編の合同開催です。

ご参加いただいた皆さん、ゲストの臼井さん、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?