【歌詞】口内炎を焼くときは漫画のような涙の出方

口内炎ができた
もうないだろうと思っていたのに
郊外の歯医者にも通ったのに
口内炎よりつらい痛みを体験したことがないから
人生に痛みなんてなくて良いから

まるで私の口からでかい木でも生えるんじゃないか。
そのくらい痛いなあ
でも今流行りのSNSでは映えるんじゃないか。
バズらせようとしているのってなんだか痛いなぁ

十人十色とか言うけどみんな痛みは一種類しかないと思ってるだろ
この表しようがない痛みを人に吐露
そんな痛みは早く取ろうと
口内炎を焼こうと歯医者に言われた
まるで車道を横切った人を轢いてしまいそうになる運転者の気持ち。
集団登校で歩くのが遅くて手を叩かれた小学生の頃を思い出し

苦しいときは筋肉痛になっているだけだから、
痛みの分だけ強くなれるから？
それが骨折だったら？致命傷だったら？
我慢していたら消えてしまうのは痛みじゃなくて自分自身なのに
自分が耐えた痛みに意味があったと思いたいだけだ。
きっとそうだ、意味なんて何にもない。