「〇〇依存症」から抜け出す3つの方法

皆さんは「習慣になっていること」はありますか?

いざ習慣づけようと意識しても早くて3日、長くて1週間で辞めてしまう方も多いのではないでしょうか。

習慣づけるために必要なことってなんだと思いますか?

努力とか勝利とか、あとは友情さえ付け足せば、汗と涙の少年漫画が出来上がるような要素は習慣づけのためには、必要ないんですね。

わかりにくい例えは置いておいて、なぜ私たちは習慣がつけられないのか?考えていきましょう。


①習慣付けたい行動の前後の工数が多い。

例えば、買っても使わなくなる家電の上位はミキサーだと言われておりますが、「使わなくなる」=「習慣付けられていない」と考えると、ミキサーを使うまでの過程にものすごく手間があります。(ミキサーを使っている方がいたらすみません。)

1.果物を買う
2.果物を切る
3.ジューサーを使う
4.コップに注ぐ
5.飲む
6.洗う

多いですね。

ミキサーは「楽に果物をジュースにできる🍎」と謳っていますが、楽なのは果物を液体状にする作業だけであってその前後に付随する作業は、リンゴを丸齧りするよりも多くの工数が必要なんですね。

※習慣付けが難しい理由をミキサーを例にだして説明しているだけであって決してジュースミキサーに上履きを隠されたり、椅子の下に画鋲を置かれたりしたわけではありません。


②サボったところで「目に見える形」で、「すぐに」デメリットが現れない。(感じられない)

「毎日、30分ヨガをする」と決めてもそれを毎日続けられる人は果たして何人いるでしょうか。

自分で部屋の壁に「毎日ヨガをする」とデカデカと書いた紙を貼っておいても、サボっても誰もあなたを責めませんし、ヨガをサボったところで急に体調が急変するわけでもありません。
習慣化を辞めたところで、その悪影響がすぐに、可視化できるわけではないのです。

呼吸を止めたら苦しいですが、ヨガを辞めたところで息が止まるわけではありません。


③習慣づけるための行動が評価されない。

人は承認欲求をガソリンにして走る車のようなものです。

いくら頑張っていても、誰からも反応されなかったらよほど強い意志がないと、継続は不可能です。


上記の3つを依存から抜け出すための施策に当てはめてみましょう。

例えばタバコを辞めたい人がいたとしましょう。

禁煙したいと言っている人に限って鞄にはライターとタバコが入っていたりします。
これは行動の前後に付随する工数がかなり少ないことが分かりますね。
本当に禁煙したいのならば、ライターとタバコを思い切ってゴミ箱に捨てましょう。

そうするとタバコを吸いたくなった時に、ライターとタバコを買いにコンビニまで走るという工数が発生します。
習慣づけるために必要な要素を出来るだけ減らすことで依存(習慣)からも抜け出せます。


また、タバコを吸ったら自分の周りにいる人に、罰金1000円払うと決めるなど、お金をかけて自分の行動を拘束するのも一つの手ですね。
上記は周りに周知することで周囲からの評価にもつながってくることだと思います。

なかなか化学物質への依存から抜け出すことは難しいですが、方法の一つとして試してみるのも良いかもしれません。


以上


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