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秘密基地の作り方@物件探し編

石蔵、どうやってみつけたの?

先日打合せをしていたら「石蔵物件、どうやってみつけたんですか?」という質問を受けました。私は物件を見つけるまで相当の迷子(!)になり、周りのたくさんの方々にお世話になり、、、

まちづくり系の活動をしている人や不動産関係の方には当たり前の話かとは思うのですが、完全シロウトな私の目線でちょっと書いてみます。

物件探しって不動産屋さんに頼むんじゃないんだ!

会社辞めて、自分がやりたいのは「放課後の小学生の居場所作りだ」という思いつきはあったものの、そもそも「居場所」というビックワード、本当のところ解決したい課題って何なんでしたっけ?自分の思う世界観ってなんでしょう?そのあたり、全然定まらないまま、焦りに任せて物件を探してしまい、当然ながら決められず、関わってくれた人たちにとても迷惑をかけました。(最終的に2年ほど?物件を探し続けました。その間、優しい人たちに場を間借りしたり、等々)

条件が定まってきたころ、不動産屋さんで物件を探しても、ぴったりのものが見つからない。そのころ、お世話になっていたご近所のかみいけモクチンネットワークの山本さんが教えてくれたのが「地図みて、物件探しておいで」というもの。え?自分で?

北区から歩いて数分、くすのき荘を運営されている山本山田ご夫妻&仲間のみなさん!私も1年間登録メンバーでお世話になりました。つい最近までクラファンにも挑戦されていました。450万円も達成されてます!カフェの完成が楽しみ!!


地図を見て、まちを歩け!

希望のエリアがかなり限られているんでしょ?不動産屋さんに聞いて物件が上がってこないのであれば、①物件の条件変えるか、②物件がでてくるのを待つか、③自分で掘り起こすか(!)、じゃないのか。なるほど。手渡してくれたのは、「空き家物件」に関する書籍数冊、世の中空き家が社会課題になっているとも知らなかった。

言われたとおりに、対象の町&丁目を地図を持って歩きましたよ。歩いてみると、空き家がたくさんあることを知り、空き家と見せかけて空き家じゃないおうちがあることも知り(この辺は、散歩中の近所の人とか、町会さんに聞いたり)、自分と同じように、物件探ししている人が歩いていることも知り、、、会社員をしていた頃には知らない世界でした。

気になる物件があったら

物件探し当初不動産屋さんから教えてもらって気になっていた物件があり、改めて問い合わせたところ、募集を停止した、とのこと。空いているのに。悔しいから、町会さんに聞いて、持ち主の方を聞いて(町会役員さんの間で確認してくださった)、その方がいらっしゃる豊島区のお店まで自転車を走らせたり・・・もうそのお店はなくなっていて、そこで終了。きっとご縁がなかったんだ。他にも町会さんに、どこかに空き物件ないか聞いたこともあった。不動産屋さんからは出てこない物件を教えてもらったりもした。

そして、最終的に今いる石蔵物件は、全然そんな流れではなく、たまたま検索をかけたら出てきた、というオチ。それまでの物件探しや街歩き、まち活動をしていなかったら、ここには決められなかったな、と思っています。

石蔵ガラス戸初回写真


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