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面接で聞かれる質問10選(後半)

みなさん、こんにちは
働く人の笑顔創り研究所のはたけんちゃんです。

前回に引き続き、質問されること10選のうち後半の5つをご紹介させていただきます。

是非、面接準備に役立ててください!
まずは前回ご紹介した面接で聞かれること10選をおさらいさせていただきます。
もし、前半を見ていない方はこちらからご覧ください。
「面接で聞かれる質問10選」

【面接でよく聞かれること10選】
では、早速10選をご紹介します!
①志望動機
②自己PR
③学生時代頑張ったこと
④自己紹介
⑤短所・長所
⑥やりたい仕事
⑦企業選びの軸
⑧他社の選考状況
⑨キャリアプラン
⑩逆質問

⑥やりたい仕事

面接官からの質問としては複数パターンあります。

・入社後取り組みたい仕事は?
・入社後やってみたい仕事は?
・どこの部署でどう働きたいか?

などなど

これらの質問に対して用意しておくべきことは
最終的に成し遂げたい目標・仕事を明確にし、目標に到達するまでの道筋を決めておくこと、つまりゴールを設定しておくこと。

例えば、あなたが消費材メーカー志望としましょう。
その会社でマーケティング職として海外市場を新規開拓する、これが最終的に成し遂げたい仕事だとします。

その上で、最終的にマーケティング職として海外市場を開拓するためにどんな職種を経験を会社で行えばよいのかという道筋を立てておきましょう。

例えば
・消費者ニーズの分析や調査
・店頭用パンフレットの制作
・効果的な販促イベントの企画
・運営などの消費者向け
・プロモーション企画など

最終的にマーケティングの仕事をしたいならば、商品企画や販促・PRなどの部署で仕事を経験することも選択肢の一つです。

この道筋を考えておけば、面接で「10年後やってみたい仕事は?」と聞かれても「海外市場のマーケティングに携わりたい」と答えればよいですし、

「入社後の希望部署は?」と聞かれたら
「商品企画部署です。私は最終的に、海外市場向けのマーケティング職に就きたいと思っています。そのため、入社後は商品企画部出の経験が将来的にマーケティング職で生きると考えています。なのでまずは、商品企画部で経験を積みたいです。」
と回答すればOKです!

⑦企業選びの軸

日本には4万3千社会社があると言われています。
そのたくさんある会社の中で、企業を選択する基準となる。

ある意味、この質問で就活に対して学生がどの程度考えて行動しているのかが分かる質問です。
これらの質問を採用面接で行う企業の目的は、自社と就活生に入社後のミスマッチが起こらないかどうかを判断するためです。

3人に1人が3年以内に退社すると言われる中、新卒の採用・育成には多額のコストがかかるため、入社後の離職は企業側も極力防ぎたいのです。

なので、採用面接で就活・企業選びの軸を問われた際には、自分と受ける企業側がどういう観点からマッチしているかを伝えるべきでしょう。

その上で、面接で就活・企業選びの軸を回答する上で重要なポイントは以下の2つです。

1点目、軸に使われる抽象的な言葉は具体性を上げて、質問に答えること
2点目、なぜその企業と自分がマッチしているのかを、自分の過去経験から伝えること

1点目、
多くの就活生は、定義があやふやな言葉を就活・企業選びの軸として使いがちです。
例えば、「私の就活の軸は、裁量権が大きい企業です」といった表現。

しかし、この裁量権とはどういう定義なのでしょうか?

例えば、上司に細かい意思決定や行動の承認を取る必要がないという意味なのか、若くして事業部長として事業全体を俯瞰し、大きな意思決定ができる機会が与えられる意味なのか。

こういった裁量権という抽象的なワードは極力具体性を上げないと、面接官に「裁量権って何?」「本当にこの就活生はウチとマッチしているのかな?」といった疑念を持たせます。

就活の軸を伝えるならば、「自分の就活の軸は、若くして事業運営全体に関わる裁量を与えてくれる企業です。」と極力具体性を上げ、質問に答えましょう。

2点目、
過去経験を交え、就活の軸を伝えるべき理由は1つ。
就活・企業選びの軸が生まれた根拠として、過去経験を伝えることで、面接官があなたの就活の軸に納得感を持てるためです。

質問に対する答え方は、以下のような流れが理想でしょう。

1、自分の就活の軸は○○です。
2.過去に自分は○○という経験をし、その経験から○○という軸が生まれました。
3.御社は△△という観点から、自分の就活の軸とマッチすると考えています。
といった流れです。

⑧他社の選考状況

他社の選考状況に関わる質問も就活で良く目にする質問です。

「他社の選考状況はどうですか?」「ほかにどんな業界・企業を受けているの?」という聞き方をされます。

この質問を行う企業側の意図は、基本的に志望度を測る狙いです。
しかし、この質問の回答ポイントは2つです。

まず1つは、正直に受けている業界・企業を答えるのではなく志望業界・企業に合わせて答え方を変えること。


例えば、コンサルティング業界の面接で、「他社の選考状況を教えてください」と聞かれたとします。

そこで「コンサルティング業界の〇社と国家公務員、金融、商社を受けている」と答えた場合はどうでしょう?コンサルティング業界への志望度が疑われる場合もありますし、「ミーハーな学生だな」と思われる可能性もあります。

なので、基本的には志望企業に合わせて、面接で業界を揃えて答える配慮が必要になります。


そしてもう1つ、選考状況に関する質問は、ある程度面接の時期に合わせて回答を工夫する必要があります。

内定出しが本解禁された6月以降の面接の場合、「他社から内定をもらっていますか?」と聞かれたとします。

この場合、「20社受けましたが内定はもらっていません」と正直に答えると、面接官に「20社受けて内定が出ないなら、この学生には問題があるかもしれない」と思われるかも...

もちろん本当に内定が0の場合は正直に答えるべきです。

しかし最低限の脚色として「内定は持っていませんが、次に〇社と〇社の最終面接が控えています」と答えた方が良いでしょう。

また面接を受けている企業が業界トップもしくは超人気企業の場合、「〇社の内定持っている」と正直に答えても、「内定を獲得しているということは、優秀な学生。そして自社が第一志望だろう。」と判断する可能性が高い。

しかし、面接を受けている企業が、業界の下位企業の場合は、「〇社と〇社の内定を持っています」と正直に答えると、「内定を持っているのだから、自社には来ないだろう」とネガティブに受け取られる可能性もあります。

このように採用面接を受けている企業がどの業界か、また業界トップ企業で超人気企業なのか、また業界下位企業なのかで、答えを変えていく必要があります。

選考状況について問う質問に対しては、「受けている業界・企業に合わせて回答を変えていく」ことがポイントです。

⑨キャリアプラン

こちらは、”好きな仕事”と同じニュアンスではありますが、今後のキャリアプランを聞かれる場合があります。
・将来やりたいことは何か?
・そして、それをなぜやりたいと思っているのか?など

ご自身が将来的にやっていきたいことの、どの部分がその事業にリンクしているのか、ということをしっかり伝えていきましょう。

⑩逆質問

最後に面接の最後に必ずと言っていいほど与えられる逆質問の時間。
この逆質問は、入社の意思決定を行うために必要となる情報収集を行う時間です。

この逆質問を行う際の、回答ポイントについてお伝えします。

逆質問をする際のポイントは2つあります。

1点目は、事前に調べればわかる質問はしないこと
例えば、福利厚生や事業の内容、各年度の売上高など、企業HPや採用ページに記載されている情報については事前に調べておきましょう。

2点目は、面接官の役職や部署に合わせた質問をすること
例えば、多くの企業における最終面接では、役員や社長等、企業の方向性を担うトップ層が面接官を務めます。

その際は、会社が長期的に目指すビジョンや戦略、役員として社員をマネジメントする際に注意している点について質問するべきでしょう。

ここまで逆質問のポイントについて解説しました。

最後に

面接を向上する為には、とにかく場数です!!!
たくさん練習と本番を経験してください!


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