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「楽しい」が私の世界を明るくする|女子大生100人インタビュー#6

私のアイデアは、「これやったら楽しそう」から始まります。私の中で大事にしているのはまずは試してみる思いつきでやってみる、です。そうして、新しい世界に繋がる扉が開くのが見えた時にすごくワクワクします。

HATACHI Communityが運営する女子大生100人インタビューが誕生したのは、大学2年次に度々私が相談を受けていた同年代の女子大生たちが共通して抱えている課題があると感じたことから始まっています。

自己肯定感・自己受容
そんな言葉を常に意識しながらも、人と自分を比べてしまって社会の中で小さく見えてしまう自分と、自分の中と戦う日々。「本当はどうしたいんだろう」「将来どうなりたいんだろう」このような中で、女子大生たちが1人で向き合っている現状を少しでも整理したり、言語化することを一緒に手伝いたい。そう思い始まったのがこの女子大生100人インタビューです。人のあり方には年齢や性別は関係なく共通した感覚があると私たちは考えています。少しでも自分のあり方を見つめたい、そしてそれを考えたい全ての人に読んで欲しい記事となっています。


今回は、「自分がありたいように生きる」を体現する女子大生にインタビューしました。

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|やまだゆみさん
立命館アジア太平洋大学国際経営学部2年生休学中
*1998年/神奈川県出身
*大切にしている価値観:自分がありたいように生きる。自分の今をどう楽しむか、そして物事の良いところを見ること


|好きな人と一緒にいる時間のために生きてきた

今思うとマイナスのところからのスタートだと小学生の時を振り返って感じています。学校で仲良い子はいましたが、「親友」と呼び合っている女の子を見て
いいなと思いながらも、誰かに対して彼女たちのような強い感情を持ったことがない時がありました。心からの無条件の愛というか、愛されていたけれど、母親からあるがままの自分を受け入れてもらえる事が少なかったからかもしれません。

そんな気持ちを抱えながらも、友達に対しては楽しく仲良く接している一方で、本当はどこかで壁を作ってしまっている自分がいました。当時は明るく振舞ってはいるけれど、怖いとか、焦りとかマイナスな感情も同時に感じていて。でも「この人の隣にいるの楽しいな」とか、自分の中での癒しというか、大好きな人と一緒にいる時間を人一倍大切にしていました。その人たちといるのが居心地が良くて、当時は好きな人と一緒にいる時間のために生きてきたという感覚を持っていました。その反面、他者に対して自分が持っている好きと同じ分が自分に貰えないなどの理由から寂しさを抱えることも多々ありました。


|アイデアで溢れる時、また私の新しい世界が開いていく

私の性格上、何かを何ヶ月もずっと続けることがあまりありません。でも、これまで「私が好きだったもの/ことの共通点ってなんだろう?」と考えると、身の回りにあるものと自分のアイデアを組み合わせて何ができるのかを実験するのが好きだなと思います。母親が連れて行ってくれたこともあり、美術館や創作系のワークショップに小さい時から頻繁に参加していました。それは実際に家での過ごし方にも影響していて、家の中でもカメラと絵の具など自分の好きなものを集めて、何ができるかなと思って、アイデアを組み合わせて手を動かすことが多いと思います。あとは、写真を撮るので写真好きって他の人から思われがちなのですが、それよりは自分でアイデアを組み合わせて何かを実践することが好きです。私にとってはカメラもその一つです。

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私のアイデアは、「これやったら楽しそう」から始まります。私の中で大事にしているのはまずは試してみる思いつきでやってみる、です。そうして、新しい世界に繋がる扉が開くのが見えた時にすごくワクワクします。

あと、意外にこの人と繋がれるなんて思ってもなかった!とか、声かけていなかったら友達になれていなかった、ということもこれまでの経験としてとても大切なことです。例えば 、大分県にいた時に美大の方のアシスタントをしていたことがありました。きっかけは自分で主催していたワークショップ会場のカフェで企画をしていた際に、その人から声をかけていただいたことです。企画に関して、もうちょっとこういうのあったほうがいいと思うなどの話をしていく中で、その後「アシスタントやってみない?」と言ってくれました。以前から、その人のことをずっと大好きで、まさか声をかけてもらえると思っていなかったので、本当に嬉しかったのを今でも覚えています。

今までを振り返ると、私は「これやってみようかな」など新しいチャンスが生まれた時に一番ワクワクするんだと、感じています。実際にアシスタントでの活動を通しても、その人がどういう風にコンセプトを作るのかを教えてくれて、すごくいい経験になりました。

|相手を少しずつ知ることができる、その過程が好き

私は話したら止まらないしうるさいし、思いついたこともぶわーっとやっていくタイプです。

人といる時間は私にとって何が好きだったのかを考えると、誰かとだんだん仲良くなる過程が嬉しかったのではないかな、と思います。他の人にとって私の第一印象がうるさいとか逆に真面目すぎるとかマイナスなイメージを持たれることが多いです。一方で、だんだん相手のことを知っていくことや、同じ時間を共にしていて、ただその人が隣にいるだけで幸せで、自分が何を言っても大丈夫だなという人と一緒にいる空気が好きです。自分をさらけ出せる人というか。

私がいつも相手のことを知りたいと思った際は、どのように質問をしたら目の前にいる人の価値観を引き出せるかなと考えて、気になったら本を買って研究して友達と話して実践してみます。それで、友達の大事にしていることや「この時はどういう風に声かけしてあげればよかったんだろう」を考えたり、この時の自分のコミュニケーション微妙だったなと思った時には、それの何が微妙だったんだろうとどんどん探求していきます。このように、相手を少しずつ知ることに対しても私は常に実践を繰り返している気がします。

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誰かと仲良くなれてよかったと思えた時は、昨年7月にシンガポールに行った際にも感じられました。そもそも、シンガポールへ初めて行ったのは高校2年生の時でした。初めての海外ということもあり、私が見るもの全てが輝いて見えて、コンビニでさえすごくキラキラしていました。現地の人と話してみれば、本当に優しい人たちばかりで私を変人扱いしないで可愛がってくれて、その気持ちが自分に伝わってきたからこそ嬉しくなりました。初めてシンガポールへ足を運んでから、数年ぶりに行くことになった際には事前にかなり予定を決めていました。結果的に、現地で会う約束をしていた人と本当に仲良くなれた上、SNSで発信することで今まで自分が知らなかった土地や人との出会いが私にとってすごく幸せというか、初めて出会う人と仲良くなれて嬉しかった気持ちが一番強かったと思います。


|写真を通して人を知りたい・いいところを引き出したい

私にとって、どういうきっかけがあってその人の興味が引き出されたのかを知ることが面白いと思っています。聞いていて、純粋に自分が楽しいなと思うのと、カメラを片手に初対面の人を撮る機会もあり、その人とどうやって楽しく過ごせるのかなとよく考えています。相手の嬉しい感情が伝わってきたら私も嬉しく思うし、良い写真が取れたら嬉しい、ただそれだけです。

私が写真を撮る上で大切にしていることが2つあります。一つは、その人自体の顔が綺麗に写っているのか、純粋に人を綺麗に可愛く写したい思いが強いです。二つ目は、表情です。一眼レフを使って、自然な表情とか今の気持ちを写せる写真を撮りたいと思っています。その時に、その人がなりたい自分がどんな姿なのかを意識しています。

今は自粛で外出できない環境にいるので人に会いたいな、写真撮りたいなという思いがすごく強くて、ベランダに出て光を自分に当てて、どういう光を当てたら人は綺麗に映るのかを最近は研究しています。ポーズのバリエーションも知りたくてとりあえず撮ってみようとなって。加工して、いい写真が出来たらただ嬉しいし、一種の自己愛にも思えるのでそれもいいなと思って、自分にもシャッターを向けて最近は写真を撮っています。

|私の楽しさと幸せを感じる要素

私にとって「楽しい」は自分に優しくできている時、自分らしく自由に優しい時、創作する時です。そして自己表現やアイデアに触れている時が楽しいです。

私の中で「楽しい」とか「幸せ」などポジティブな言葉が自分の軸になっているのではないかなと感じています。それは、今を楽しく生きたい思いが一番強いことも関係しています。楽しい=自分が自分らしくいられるなと思っていて。

幼稚園の時のアルバムで、自分が好きなことがダンス、絵を描いたり作っている時と書いていて、風船とかシャボン玉、遊園地が今でも好きです。きっとこういうものが私の「楽しい」の要素を一つ一つ作ってくれているんだ、と思います。

そして、アイデアを考えたり、新しい何かを切り開く時が私にとって一番楽しい瞬間かもしれません。

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自分の人生の中で最高の経験があります。高校2年生の時の体育祭です。
演舞のパフォーマンスを私が教える機会があり、みんなと仲良くなれて嬉しいのと、構成を作って全体から見るのが楽しかったです。それが全体で見た際にいい作品になったら嬉しいなと。当日は、人工芝の上でみんなで一つのことを達成して、最後には喜びも悲しみも分かち合える、そんな空気やそこに一緒にいる人が大好きでした。途中でシャボン玉で遊んだり、他愛もない恋話したり、それが私にとってすごく幸せなことです。

この最高の体験は一見アイデアと関係がなく見えますが、集団の中にいて、そこの中で一緒に何かを作ることが私の「楽しい」に共通していると感じています。

|将来ありたい姿

最近、中3の時に書いたメモが出てきました。実はその時の自分とあまり変わらなくて、当時から自分がどう感じているのか、どうしたいのかを書いて残す癖がありました。マイナスなことばかり考えちゃうと自分が悲しくなっちゃうので良いところやこれからどうしようという将来のことを考えていて、そこは今も変わらないな、と最近思いました。

明るい面を見ようとするのは自分に対してだけではなくて、他の人に対しても意識していることで、「あなたは何もしなくても特別なんだよ」ということを常に思っているし、誰かに対してそう言える存在でありたいのは今も昔も変わりません。

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私自身は、新しく何かを考える人でありたいと考えていて、これまで出会ってきた人たちが自分で何かを生み出すことを仕事にしている姿を見てきました。その中でも、私は手作り感が溢れるものが好きです。幅広いけれど、自分の身近な人に届けられる範囲で、幸せにしたい。何かを作りたい、いろんな人と一緒に作っていきたい。みんなで集まって何かをするというのが好きなので、これからも自分の周りの人が笑顔になる存在でありたいなと思っています。

その人の良いところが生かせる状態になった時に、相手がただその瞬間に対して楽しいな、嬉しいなと思ってくれたら私も嬉しいし、一緒に喜びを分かち合う、そんな存在でこれからもありたいと思います。

▼やまだゆみさんのInstagram📷はこちら▼



|この記事を運営するHATACHI Community について

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「私たちの言葉をもって話そう。私たちのこと。」

20歳を生きる全ての女の子へ、
人には様々な物語があり、その中にはたくさんの選択や決断があります。
特に20歳前後の私たちにとっては選択肢がたくさんあり、それを広げる事業もたくさんあることが当たり前のようになってきています。

一方で、選択肢がたくさんあったとしても
その先には絶対に自分が選ばなくてはいけない時がきます。

その時に必要になるのが、「様々な選択肢の中から自分の納得する選択を選ぶ力」だと考えています。選ぶ力を身につけるためには自分自身と向き合う時間が必要です。自分が納得する選択肢は何か、もしかしたら今の選択肢の中にはないのかもしれない。

私は何がしたいのか、どうありたいのか、それに対して不安なことや悩んでいること、たくさんあるのではないでしょうか。その時にこのインタビュー記事がその一助になるのではないかと考えています。

このインタビューでは”女の子”と一括りにせず
1人ひとりがありたい姿を素直に言葉にできるように、
私たちの言葉をもって伝える場を提供していきます。

HATACHI Communityは女子大生の多様性やグラデーションを発信していく
みなさんのためのプラットフォームです。
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そしてこの記事が一つの”贈り物”として、
女の子の今日の一歩を後押しできますように。

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インタビュー/編集
HATACHI Community代表 かなつな ななみ

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