人も組織もそう簡単には変わらない
以前、お仕事でご一緒させていただいた方のSNS投稿に、本当その通りだな、と共感するフレーズがあった。
本当に変わるか/成果が出るかなんて誰にもわからない
「本当に変わるか/成果が出るかなんて誰にもわからない。でも、どんなに状況が悪くても、変わる/成果は出る、変えたい/ 成果を出したいという信念がないところでは、何も変化は生まれてこない」
これは本当にその通りで、たまに、
「結果が変わらなかったら意味がない。これ(=研修だったり、ワークショップだったり、プロジェクトだったり、コンサルティングだったり)で、うちのメンバー(あるいは会社)は変わりますかね?その方法だと時間がかかりません?」
みたいなことを言う方がいるが、こういう言葉を聞くと、「はて」と思う。
今までの考え方&やり方が、今のその状況を創り出している
「ごめんごめん。時間かかるも何も、そもそもあなた達の今までのやり方を積み重ねてきた結果、今のその状況が生み出されてるんじゃなかったんでしたっけ?あなた達は何が今の状況を創り出してると思ってる?そもそもどうしたら人や組織が変わると思ってます?」と。
大抵の場合、こういうことをおっしゃる方は、本当に人や組織が変わるかどうかよりも、何か制度を変えるとか、新しい施策を入れるとか、わかりやすく「自分達はこれをやりました」という事実が欲しくて、わかりやすいhowを求めているケースが多い。
ちゃんと人や組織に向き合ってきた人からは、こんな言葉は出てこない。
制度を変えたら、何か新しい施策を入れたら、ビジョンを作り直したら、人や組織が変わると思ったら大間違い。
(かと言って、ワークショップやプロジェクトだけで、人や組織が変わるという話でもない)
それでも人や組織は変われる
大前提として、人や組織はそう簡単には変わらない。
でも、その前提に立った上でなお、僕は、人や組織は変われると信じているし、そのすべての起点になる「場の力」を信じてる。
じゃぁどうしたら人や組織は変わるのか?
その辺りについては、また改めて。
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