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目指せ!新規就農53|農家の経費上昇に挑む:生産性向上と価格交渉の勝ち筋

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。
マーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。
いつもご愛読ありがとうございます。

さて、今日は、農業経営コンサルタントの高津佐和宏さんのvoicyを聴いて学んだことをシェアしていきますね。
テーマは、「農家の経費上昇にどう挑むのか」です。
高津佐さんは、生産性向上と価格交渉がそのカギだと語っています。

生産資材価格の過去最高更新、そして人件費の上昇というニュース。
新規就農を目指す私としては、正直、ビビっています。
私は、ひょっとしてとんでもない世界に足を踏み込もうとしているのではないか?と…

しかし、へこたれている場合じゃありません。
この厳しい状況をいかに前向きにとらえるか?どうやって乗り越えるていけばいいのか?そのヒントを探していきます。
どうすれば農家が直面する経費上昇の窮地を乗り越えていけるのか、高津佐さんからの学びを一緒に考えてみましょう。

生産性の向上|効率と技術の革新

まず、最初のステップは、生産性の向上です。

これは、同じ量の資源を投入して、より多くの成果を得ることを意味しています。
具体的には、農業生産技術の向上や従業員の作業効率を高めることがカギになります。
例えば、土づくりの改善や適切なタイミングでの管理は、生産量を増やすだけでなく品質の向上にもつながります。
また、整理整頓を徹底することで、無駄な時間を削減し、従業員のモチベーション向上にもつながります。

高津佐さんは、生産性についての良書を紹介してくれました。

ワラをもすがる思いで(^^; さっそくポチッとしてみました。

生産性の向上、それはつまりコスト削減につながります。
経費の削減、アウトプットに主眼を置いた考え方になります。

インプット、つまり売り上げを増やすにはどうすれば良いのでしょう?

価格の上昇|交渉と信頼の構築

売り上げを増やすには、単価を上げるか販売数を増やすしかありません。
高津佐さんは、価格を上げることについてのヒントを語ってくれています。

価格を上げることは、農家にとってさけては通れない課題です。
しかし、価格交渉の成功は、これまでの取引の結果と、お客さんとの信頼関係によります。
「価格が上がっても、あなたのところから買いたい」そう思ってもらえるだけの信頼関係がお客さんとの間に築かれているかということです。

また、農作物の価格を適正に上げるためには、直販やECサイトなど、新たな販売戦略を模索することも一つの方法です。
信頼を基盤とした価格交渉は、農家と消費者双方にとって、持続可能な関係を築くためとても大切なことです。

前向きに挑む|経営の見直しと革新

デフレからインフレへと移行する経済環境の中、農家は生産性の向上と価格交渉を通じて、経営の安定を図る必要があります。
いえ、そうしなければ、その農家は今後生き残っていくことは難しくなるでしょう。

これは、農業生産だけでなく、農業経営そのものに対する新たな視点を持つことを意味します。
生産性を高め、コストを削減することで、経営を持続可能にするためにしっかり戦略を立てていくことが、日本の農家の、いや、私が農家として生き残れるかどうかにかかっています。

高津佐さんのvoicyを聞いて、私の新規就農が急に心配になってきました。
と同時に、生産性を向上させ、価格交渉を積極的に行うことで、この挑戦を乗り越えることができるはずだと、勝ち筋が見えてきたような気もします(甘いかな〜)。

この厳しい時代を生き抜くためには、変化を恐れず、これからも前向きに挑戦し続ける姿勢を大切にしていきます。

今日の記事が、同じような悩みを持つ方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

では、また明日。

「目指せ!新規就農」シリーズは、おかげさまで順調に回を重ね、今回で53記事目となりました。
これまでの記事はマガジンにまとまっています。
お時間がある時に、こちらも読んでいただけると、新規就農に向けての私の熱い思いが伝わればいいなぁと思います(^^/

また、他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。
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