0にもなれない

前を向けないから俯くのだけはやめようと思った 周りがわたしを見たときに諦めてないってポーズさえ見せられたらなんでもよかったから 頑張るとか楽しいとかどうでもいい、透明でいさせてほしい 透明でいたい 動いてたら考えなくていいから楽だなと思う 正解を探せば責められることもない 不安さにつけ込まれるのが怖い 誰もわたしに興味が無いのを知ってるからエゴを出すより芯のないものでかわしていたい 責任をとれない、とおもう 何かをもらうのが怖い ギブアンドテイクにおいてわたしはなにも返せないと思っているから何かをするのも怖いけど何かをもらうほうがこわい 受け取れない わたしが誰かに影響を与えるのがこわいし与えられるのもこわい そういう人間じゃないと思う でも人と関わるのをやめられない わたしは周りがいて存在しているから 定義してくれる人間がいないと存在ができない、とおもう 演じるとかではなくひとりだとその場にいる方法がわからない でもずっとだれかと一緒にいるとその人に作り上げられてしまうとおもう もともと見失っている自分をもう掴めなくなってしまいそうだからひとりになる時間が無いと消えてしまう
ナイーブさを繊細だからと言いきれる強さが欲しかった、といえるくらいには図太い自分を醜いなあとおもう 知ってる、と気づいてる、とかのそのレベルの言葉の差を｢どっちのが君に好いてもらえるだろう｣って考えてしまうのに誰のことも好きじゃないと思ってる 逃避を生きる手段にしてきたから自分、をやる方法がわからない
でも我思う故に我ありは正しい、わからないわたしのことはわかる
人と関わるときはいつも、私の方が好きだしわたししかすきじゃないと思う 私は自分がゴミなの知ってる 嫌われたくないと思って繕っている、好かれたいとは思えないから プラスが無理だって悟ってると思ってしまってるから せめてマイナスよりは0でいたい 嫌われてもいい、かこの人は私のことを嫌わない、と心の底から思えた人じゃないと自分を出せない どうでもいいや、とはほんとに思ってるんだよ でも自分のこと好きだから自暴自棄になれない 自分のこと傷つけるのは他人だけでいい、嘘ついてたら非難されても仮面しか知らないのにって笑い飛ばせるけど核を見せると槍を投げられた時わたしを守るものがない 他人から傷つけられたくないために鎧を纏っているのに他人に好かれるためには裸にならないといけないみたいだ でもそれはそうだと思う 相手が丸腰なのがわかっていても防弾チョッキを脱げない兵隊みたいな生き方をしている 大丈夫だよって言って抱きしめながら心に殺意を持たれてるくらいなら嫌いだよって刺される方が嬉しい だってゴミだから 、わかってるから わたしがゴミであることを認めてくれる方がうれしい でもそれは愛じゃないらしい ゴミじゃないよって言われて嬉しいけどこわい 認めたら裸になるのと同義だから