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シビックテック講座にてコンセプト・メイキングを学ぶ。

宜野湾市にてシビックテックの講座を受講している。今回は「コンセプト・メイキング」について学んだ。

コンセプトとは一般的には「概念」の意味であり、今回の講義では「企画の核になる概念」と定義づけられていた。

ちなみに概念とは「人が認知した事象に対して、抽象化・普遍化し、思考の基礎となる基本的な形態となるように、思考作用によって意味づけられたもの」とのこと。なんだか分かりづらいけど、要するに「気持ちの根っこの部分」ってことだろう

コンセプトと言う言葉は、前々から、ひょんなことから耳にする単語だったと思う。幼少期だと、運動会とかそういうイベント系では特に出てきていて、スローガンとかそういう言葉とセットで出てくるような漠然としたイメージだった。

それくらいの理解なので、コンセプトについてちゃんとできないくせに、何となく分かった気になって、何となくスルーしてきたような気がする。

ただ、根っこの部分であるだけに、しっかりしていると、「自分がなぜその取り組みを行うのか」を明確にできるし、だからこそ「人から共感を得ることができる」とのこと。

また、自分の取り組みが展開・拡大されたとしても、統一感のあるものにできる。

講義中に例示されたのが、(少し古いが…という前置きとともに)、スタバのコンセプトである「心地よい空間を提供する」だ。

これは有名な内容だし、スタバは好きなのでもちろん知っていた。コーヒーを提供するのではなくて、心地良い空間を提要する、だ。

だから、スタバはコーヒーだけでなくて、店内の空間のデザインに力を入れていて、各地域にマッチした空間を創り上げて、客を楽しませている。ソファや机・イスなどの什器もおしゃれだし、ソファは座り心地の良い物が多い。スタッフも丁寧に対応してくれる。だから、とても居心地の良い空間となっている。何時間でも入れると思う。

スタバのコンセプトは明確だし、それをしっかり社員に落とし込んでいる。社員がしっかり理解しているから、同じ方向を向いて、プライドを持って仕事をしている。だから、コンセプトを実現できているのだろう。素晴らしいお手本だと思う。

さて、僕はと言うとまだまだ学習中で、どのぐらいの抽象度・具体度であればコンセプトと言えるのかが分かっていない。世の中の企業のコンセプトを拝見しても、なかなかとらえどころがないというのが、今の正直な印象だ。

スタバのコンセプトのような、分かりやすいしシンプルだけど、自分がやりたいことを十分に伝える言葉、を探っていく。