深夜営業について
先日、新橋のお手伝いさせていただいたお店のミーティングの帰りに、
ななつぼし
という担々麺屋さんに行きました。
ここは新橋に夜中行くたびに通っています。
昼間に行く時は谷瀬家さんなど他の店に行くんですが、
深夜となると他の店は閉まっていて、ななつぼしさんに行きます。
逆に言うとななつぼしさんは深夜に行くので、深夜以外はその時間じゃないと食べられないお店に行っています。
僕は昔、吉野家の深夜バイトをしていました。
その頃からなんとなく頭にあったのが、
深夜営業は効果的か?
です。
自分が飲食店を経営するとしたら、深夜営業はするかしないか。
これは、マーケット次第です。
まず、自分の店がある場所は深夜の需要はあるのか無いのか?
需要のあるところでやらなければそりゃあお客様は来ないですね。
深夜は昼や夜の早い時間と違い、外の街からの目的来店がほとんどありません。交通手段が無いからです。
西麻布とかで高級店とかであれば、来る人はお金に余裕のある方で、タクシーで1万円かけて来ても平気みたいな人だったりするので深夜でも目的来店がありますが、そうでなければターゲット層の方々は電車やバスが無いと来ません。
つまり、店の近くに住んでる方、朝まで遊んだり飲み歩いてるような方がターゲットになります。
そうなると、深夜以外の時間帯と比べて、お客様の母数はかなり減りますね。
そうすると、供給側が多いと分散したり、集客力の弱い店はお客様が全然来ないみたいなことが起きます。
ですから、近くでライバルになるような人気のあるお店が深夜営業しているか?は重要ですね。
もしそういう店があるなら、深夜営業はやめておくのも手です。
逆に、深夜にある程度人がいる街なのに、深夜営業のライバルになるような店が無い場合はチャンスです。
お客様の母数は少なくても、供給側が一つしかなければ、当然人は集まって来ます。
深夜営業はよく待ちを見て、需要と供給を見て、判断しましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?