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ゴジラソン#6 怪獣大戦争

ゴジラ全作品(国内29+アニメ3+ハリウッド1+モンスターバース3)をマラソン鑑賞しようのコーナー=ゴジラソン

「怪獣大戦争」(1965)


ご無沙汰しておりましたこのコーナー。理由はABCお笑いグランプリのカベポスター対空気階段が異次元の戦いだったから、ちょっと予習が遅れてね。

というのも、この映画には2つの伏流があります。一つはもろちんゴジラ6作目ってこと。ギドラギドラ雨ギドラの連投が続きますけども。

もう一つは、1957年公開の『地球防衛軍』から始まる空想科学ものの流れです。例えばその映画をざっくり言えば、戦争難民となった宇宙人がモゲラというロボットを作って地球にやってきて、婚活と称して女の子を次々誘拐していくって話…なんだけどいろんな社会問題味わった今見るとこみあげるものがあるな。


ストーリーの核は、後に再出撃するゴジラシリーズ屈指の激ヤバ悪役X星人の侵略を、地球人が戦って阻止する。おわり。案外さっくりです。怪獣は洗脳されたり手先だったりするから、あの子達に初代とか前作とかGMK的な行動理念があるかって言われると微妙。

やっぱり、こう、20代後半の人間は対象年齢外なのかな、と感じる部分はあります。いかに見た目は大人頭脳は子供の僕であっても、歯食いしばって見てた時間が結構長かったですね。

要所ではすごく面白いんですよ。例えばゴジラとラドンが宇宙で戦うのはここが初(多分今後もない)だし、並行次元の宝田明バース作品としてみるとやっぱりかっこいいし。

あと、いわゆる伊福部マーチはこの作品のオープニング曲こそがよく知られている形の始まりです。近年そういうイメージなだけで、自衛隊の出撃シーンで使われるケースだけではないんですよね。

ツッコミどころはあれど、単純なドッタンバッタンじゃなく、すごく意欲的かつ後世にもちゃんと残せる強度の挑戦だった、ということなんですよ。はい。




…………というここまでの話は全て、次の情報への重大な伏線だったのだ!!!!
僕が1番伝えたいことは
、中盤ゴジラとラドンがギドラに一旦勝つシーン、Netflixだと43:55くらいのあるシーンを、絶対見てくれよな!!!!

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