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#10…手術した話

お世話になってます、すたかです。

(直接的な表現は極力避けますが、下ネタ等を多く含むので苦手な方は読まないことをお勧めします)

12月21日、アソコの皮の手術をしました。

この文面だけで理解できない方はこちらをどうぞ。

こんな下品な内容を書いて良いのか迷いましたが、同じ悩み・苦しみを味わっている人に届けばいいなと思います。

【経緯】

事の始まりは彼女に打ち明けた所でした。内容が内容だったので他人に伝えるのは親も含めて初めてでした。だから上手く伝えられなかったし、そのせいで彼女を困惑させてしまいました。
もう高校を卒業している男女ですから、そういう行為無しに一生を誓い合えるかと聞かれると、流石にイエスとは言えません。

勿論、ただ性行為をするためではありません。剥けない事で中に菌が溜まりやすく、様々な病気になるリスクがあります。その事も踏まえ、彼女とずっと一緒に居たいという思いで手術を決意しました。

すぐ母親にも打ち明けました。すると

「お父さんもそうやったと思うから、
あんたもそうやと思って心配してたんよ」

と、父親のアソコの事情まで聞かされましたが、お金は出してくれるとの事でした。
改めて良い両親だな、と感じました。大好きよ。

【病院〜手術まで】

手術を決意した翌日、病院に行きました。

最初に行ったのは小さな泌尿器科のクリニック。ネットで調べてアソコ周りの症状を対応していると書いてあったのでそこに決めました。
診察室に入るや否や、

「うちじゃ手術出来ないのよ〜」

と言われ混乱している状況でとりあえず触診。
他人にアソコを触られたのは初めてでした。
で、手術が出来る病院を紹介されて終わり。

雨の中行った病院でおじさんにアソコを触られて診察代900円も取られたのはよく分かりませんが、次の病院へ向かいました。

2軒目は総合病院に入ってる泌尿器科。

触診でいきなり皮を剥かれそうになりました。例えるなら、「カウンターを止めるためにCBがユニフォームを思いっきり下に引っ張る」ぐらいの勢い。
普通に「えっ!?」って叫んじゃいました。

そこでは具体的に手術日を決めて、採尿と採血をして終わり。帰り道、原付に跨りながら、「手術までにいっぱい抜こ…」と決意したすたかであった…。

【金銭面の問題】

同じ症状で苦しむ人が1番気になるのは、恐らく金銭的な面だと思います。

ネットで調べると「30万円〜」や「100万円!」とか異常に高額な値段が張り出されています。これらは『美容外科で手術した場合』の値段です。美容外科だと保険が適用されないので、必然的に高額になってしまいます。美容外科のメリットとしては手術方法が選べたり、手術痕が綺麗で分かりにくい点が挙げられます。

反対に、私が受診したような泌尿器科ですと保険が適用されるため比較的安価で済みます。デメリットは手術方法が選べないという点です。そこはもう医者の腕を信じるしかありません。

手術日を決めた際に看護師さんに値段を聞くと

「3万円あれば足りるぐらいかな〜」
「昔は5000円で出来たんやけどね〜」

手術当日、3万円を握りしめて会計に向かうと、受付の綺麗なお姉さんが「6800円です」と言い放ちました。ネットでは数十万円、看護師さんには3万円と教えられ、実際は6800円でした。病院によって値段が変わってくると思うので、ご自身のお財布とも相談しながら決めてくださいね。

私は浮いたお金でパチンコに行きました。負け!

【手術(グロ注意かも)】

12月21日、すたかは朝からバリカンを握っていました。手術までに森を伐採するミッションを達成しなければならなかったのです。アソコを傷つけないよう、言われた通りカミソリではなくバリカンを使っていたのですが、バリカンでも普通に皮切れました。普通に痛かったです。普通に。

病院に着くと一通りの説明をされ、用意された手術衣を着て手術室へ。手術衣を着たのは大腿骨の手術をした6歳以来でした。12年ぶり2回目の出場です。

手術に関して、金銭面と同じぐらい気になるのは痛みと恐怖ですよね。痛みは正直そこまでだと思います。1番痛かったのは痛み止めの注射でした。皮を剥いて注射をするので真性の人はカントンより倍痛いと思った方がいいです。ただ怖さはどうしても取り除けません。看護師さんが雑談してくれたり、手を握ったりしてくれたのですが、アソコに電動メスが入っている感覚や糸が通っている感覚が生々しくあるのはどうしても怖いです。

私もずっと怖くて、手術中も血圧がかなり下がったりしましたが、自分の未来に繋がることだと信じて耐えました。手術をする決断をするのはかなりの勇気が必要です。その決断が出来たあなたなら、きっとその恐怖も乗り越えられると思います。頑張れ。

【手術後】

手術が終わり、背中が汗でびちょびちょの私を看護師さんが車椅子に乗せて運んでくれました。手術衣から私服に着替える際に亀頭と初対面。

「ばり赤いし、えっ、血まみれなんやが」

包帯でぐるぐる巻きにされたアソコの先に、今まで見たこと無かった赤色のブツがありました。

正直、めちゃくちゃ感動しました。
亀頭に感動するのは一生で最後でしょうね。

手術当日はお風呂に入れません。これはどの病院でもそうだと思います。ネットでの情報だと

「◯日間はシャワーだけ」
「毎日包帯を巻き替えて。◯週は包帯必要」

的な事が書かれているのですが、私の場合は翌日から入浴可で極力包帯は巻かないように言われました。最初の頃は包帯を外すのにすごく時間がかかったし、お風呂でもシャワーを当てないように気を遣ったりとかなり大変でした。それでも1週間あればお風呂は慣れましたし、2週間も経てば下着との擦れもあまり気にならなくなりました。

手術後すぐは普段の生活がかなり辛くなりますし、性欲もえぐいぐらい溜まります。なんとか1ヶ月だけ耐えてください。その後はもうあなたの自由です。1人でも出来るし、女の子とも出来ます。苦痛を乗り越えたあなたは自信を持って挑めるでしょう。

【悩むあなたへ】

真性包茎やカントン包茎に悩む男性達は少なからずいるでしょう。周りとの違いに気付き、でも打ち明けられない苦しい状況で、女性とも上手く接せないのは本当にツライですよね。学生さんだと金銭的な余裕も無いから、高額な美容外科での手術も難しいと思います。

それでも諦めないでほしいです。安価かつ綺麗に済ませられる方法もあります。手術をする決断をしたあなたは凄いです。自信を持って、恥ずかしがらず、一度病院に行ってみてください。みんな、あなたの味方です。楽しい人生送りましょ。




あ、その彼女とは別れました。手術当日に。あは。

ばーい。


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