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世界観のアイディア帳2

放置自転車

会社に遅刻してしまう女性。電車に乗り遅れると思い、駐車禁止区域に停めて駆けだしてしまう。
会社から帰ってきたと同時に回収されていないか心配になるが、案の定停めた場所には自転車がなかった。落胆しながら歩いて帰ろうとすると、
「お姉さん!もしかしてこの自転車を探してる?」
後ろから声が聞こえた。振り向くと、少年が女性の自転車に乗っていた。少年は、「回収されるぐらいなら僕が通学に使った方がいいと思って」と話し、自分にも落ち度があったことを認め許すことにした。
「これからも、この自転車使わせて。」
と、勝手に約束を取り付けて帰っていった。
翌日から、カギをかけずに自転車を止めてもいい場所に置いて、夜帰ってくると、かごの中にノートが入っていた。マジックで交換日記と書かれていた。交換日記で日常を話す女性と少年の話。


失敗を生きがいに

主人公は、落ちこぼれてしまった普通の会社員。
家に帰るなり、動画を撮り始める。テーマは、「失敗を学ぶ」。
失敗談やなぜそれをやってしまうと危ないのかなどを動画の中に収めていく。
彼曰く、「出来損ないでも前へ向く人へ。私の失敗と同じことをしないで時間を有意義に使ってほしい。」とのこと。


おじさんが昔推していたアイドルと出会う話

喫茶店にて、おじさんが推していたアイドルに出会い、いままでのことやこれからの相談などを話していく物語。
おじさんの妻は、
・亡くなった・いるが、追い出された・元からいない 等


誤本人の炎上

SNS上で、迷惑行為をしていた動画が炎上。編集はされていなかったので顔は丸出し。そして、動画サイトにて顔出し動画を投稿している本人にそっくりの別人に炎が移ってしまう。
しかし、誤本人は逆手にとってバズろうと考えてしまうが...


同時に悪魔の召喚

とある書物に呪文が記されており、それを3回唱えると悪魔が目の前に現れるというもの。試しに召喚をしてみると、ガタイはいいのに小さな悪魔が現れた。
実は、同じ時刻、別の場所で呪文が詠唱されていたらしく、悪魔が分裂してしまったらしい。魔界に帰り集合を待とうとしたが、今後呼び出されずに分身が帰ってこなかったらこのままになってしまう。と考えた悪魔は、呼び出した人の体を使い、分身を探す旅に出る。


夢ノ中ゲーム

目を覚ますと異常な世界にいた。周りには、人がたくさんいた。
全員が目を覚ましたころ、上空にピエロが宙に浮きながら説明をし始めた。
「これから、私が映し出すシチュレーションになにか1つ行動してください。行動しないことも1つの行動なのでご自身で判断してください。」
すると、周りの景色ががらりと変わった。周りにいた人も消えていた。そこで起こっている出来事に戸惑いながらも、反射的に助けていた。

同時に、現実世界で目を覚ます。夢であることを確認し、学校へ登校する。友達に話してみると同じ夢を見ていたということ。噂は広がっており、見ていない人もいるという。不思議そうに生活していると、窓から何かが落ちた。(中略)

夢の中のピエロはこう言う。
「シチュレーションは全部夢占いに基づいたものです。つまり、行動によって、吉にも凶にもなります。現実で悪い出来事を起こしたくなかったら、吉兆夢にして、生き延びてくださいね。」


最弱思考レアカード、異世界へ

とあるパックに、最高値が付けられているカードがあった。
しかし、そのカードは、
「カードの1番後ろに入れられた僕は、目立たないから役立たずだ。」
「やっと外に出られて、その人の笑顔が見られたと思ったらすぐ売られた。僕はとても弱いカードなんだな。」
と、ネガティブ思考。すると、急に発光し出す。気が付くと見たことがない場所へついていた。そこは異世界。
異世界に呼ばれた理由は、この国の王を決めるためにふさわしいものとして選ばれたという。
さて、どんな物語が広がり、最弱思考は直るのか。


平均感情5兄弟

この5兄弟は、感情の平均値が「50」になるように設定されていた。
感情値は、100を最高とし、ものすごい喜びを表す。逆に、0に近づくほどネガティブになる。これが、毎日変動していく。
不安定な設定をもって生まれた5兄弟の日常はどうなるのか。


マネキンの聞き耳

とあるショップに置かれたマネキンは、自分から動けはしない。情報もお客様から出てくる言葉のみ。最先端に触れたいマネキンは、店員に気づかれないように着ている衣類を変えて、注目を集めて情報に聞き耳を立てる。
世界一を目指すマネキンが、様々な場所に配置されながら覚えていく物語。


寿命、あと合計3年

起きていられる時間が、合計3年になってしまった主人公。
自身の変化や周りにいる人や出来事が目覚めるたびに変わってしまう。主人公が頼れるのは、過去の記憶と育ててくれた両親。友達に憧れのスーパースター。主人公は、3年をどう生きていくのか。


疑えば、それは現実に

主人公は友達を疑っていた。
自分の血を使って怪物に変身する奴らが増えていた。
友達は急に包帯を巻いていたので、怪物の1人なのではと疑っていた。

しかし、それをきっかけに友達は怪物に諭されていた。
お前の友達は、お前を疑っている。信用をその手で壊さないかと。

あとがき

前半と後半で書き方を変えてみました。どっちが見やすいのでしょうか。
というわけで、たくさんあった世界観をnoteにまとめることができました。

思い入れというか、深く考えてしまったものや伝わりづらいものを長文で書かせていただきました。参考にできると嬉しいです。

もしかしたら、自分が書くかもしれないですし、見ている方が書いてくれるかもしれないですね。

アイディアの種はいくらでも作れるんですけど、そこから発芽するまでに至らないものばかり。ボツだとしても面白いと思えれば共有して、読んでくれた誰かが育てて、その花が「きれいな花!」と褒められたら嬉しくなります。そんな世界が来ないかなと思いながら、ここで終了します。
ありがとうございました。

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