ハシケン/ Hasiken

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ハシケン/ Hasiken

音楽は旅。旅は音楽。音楽と旅を中心につづります。公式webはこちら→http://www.hasiken.com ソロやハシケントリオでの活動。映画音楽:河瀬直美監督作品『2つ目の窓』『朱花の月』(どちらもカンヌ国際映画祭公式ノミネート)。奄美観光大使。

最近の記事

谷口くん。

ちょうど私が 『4人のハシケントリオ』の 宣伝のために関西にいた時に 谷口くんが大阪で ライヴをやることがわかり 谷口くんには一切連絡せずに サウンドチェックの時間に 突撃した(笑)。 「ドッキリ」のテレビ番組で よく見るような 「本当に信じられない!!」という ような顔を 谷口くんはしていた。 その模様の詳しくは ラジオの 電話インタビューで 話してるのでぜひ! 谷口くん また一緒に ライヴをやりましょう! ハシケン 谷口崇HP https://taniguchi

    • 真心。

      栄百々代さんのお店 大阪・都島『真心』。 想像していたよりも 広くて、入った瞬間から なんだか懐かしい。 昨年11月の 奈良はぶナイトで 百々代さんとは 初めてお会いした。 百々代さんのお師匠さん 武下和平さんゆずりの シマ唄が素晴らしい。 『真心』の料理長は 徳之島出身の方で シマ料理も おいしくて 黒糖焼酎が進む。 シマ唄教室も やられていて、 前回noteに書いた 伊丹の「きゅらむん」同様 奄美、奄美群島の 一種『アンテナショップ』の ような役割もされていて

      • きゅらむん

        久々に 伊丹にある <関西の奄美> 『きゅらむん』へ。 店主・うじぃと よく遭遇するのは 『奈良はぶナイト』と SNS上。 私の投稿に いい感じに 絡んでもらって いつも応援して もらってるなぁと 実感する。 いつも ほんとうにありがとう! インタビューでも 話してるけど、 奄美以外の場所にある 各地の 奄美料理店や 奄美居酒屋が その土地の人たちを 奄美へと誘う 『アンテナショップ』の ような 道先案内人の 役目をしてる。 『観光大使』のような 仕事だと思う。

        • 「白く優しく」

          そんなことが あるんですね。。 私が新譜 『ひとつ』で カバーしたキリンジさんの 『Drifter』という曲に ”同曲異詞”が 存在していたなんて。。 しかも長い 付き合いの 我那覇美奈ちゃんの曲で しかも 私が作詞作曲した 「波の音」が 入っている アルバム『20』の 中に入ってたなんて。 気づくのが 遅いですね。。 今年は はぶナイトを 例年よりも 多めに開催できそう。 とっても 楽しみです。 夢が広がる、はぶナイト。 ハシケン ↓我那覇美奈さんに電話ゲ

          ズルい声

          昨年、 奄美マヤスコで 初めて観た タツヒロの バンドスタイル。 そして 新譜「ほろ苦いな」。 その音の群れから 発せられた言葉から 広がるものは 「日常」 「生活」 「はかなさ」 「喜び」 「愛しさ」などなど。 文字通りの 等身大の歌詞と タツヒロの 『ズルい声』が 思い出に 寄り添ってくれる。 朝、ご飯の支度を しながら 「ほろ苦いな」の曲たちを 続けて聴いていたら ゆっくり昇ってくる 太陽の暖かさを 感じてるような 気持ちになって 新しい1日を 今まで以上に 大切

          はぶナイト史上最高の

          奈良はぶナイトに なったと思われる 昨年11/6。 ゲスト出演していただいた 関西在住の奄美出身のお2人 シーガン山下さん、 栄百々代さん、 そしてスペシャルドラマー 「スーさん」の 演奏・佇まいも とても素敵な 化学反応を産んだ。 次回の はぶナイトは 『本拠地』 奄美で開催か!? 私は今、沖永良部、 スティーヴ エトウさんは奈良、 我那覇美奈ちゃんは湘南。 はぶ<首謀者>3人は 今誰も奄美在住ではない。 奄美に遠征のような形で その流れで 奄美群島から沖縄も。

          はぶナイト史上最高の

          この方の経歴は、、

          謎多し。。 ガチャピンさんと 初めて会ってから もう23、4年くらい。 沖縄県浦添にある ライヴハウス 「groove」。 ガチャピンさんが オーナー。 そこで初めて ライヴをやった時から 数年間 私はガチャピンさんが ベースを弾く人とは 知らず。。 ライヴハウスの 『オーナーの人』として 付き合っていた。 後になって 共通の知り合いの 野田さん(沖縄・桜坂劇場 プロデューサー)と 萩野さん(沖縄のフリーペーパー 箆柄暦【ぴらつかごよみ】発行)に 『ハシケンさんは ガチ

          この方の経歴は、、

          P(ぴー)

          のちに 「美しい島(くに)」 となる曲の歌詞は 難産だった。 2005年 「美しい島(くに)」を 収録しリリースした 『青い月』で 初めて本格的に CD制作のタッグを 組んだ『P』(プロデューサーの意) 河村さんとは その当時 眠るために お互いの家に 帰る以外は ほぼ一緒に毎日を 過ごしていた。 曲はすでに レコーディングが 終わって あとは歌詞だけ。 納得のいく 歌詞が 出てこない。。 ある日、 埒が明かない私は 河村さんに どこかドライヴに 連れて行ってほしいと

          大ちゃん。

          大ちゃん(伊藤大地)とは、 干支【申年】と星座【魚座】が 同じということも影響があるのか、 似てるなぁと 勝手に思ってるところがある。 ハシケンmeets伊藤大地の 北海道ツアーで、 雪が降りしきる中 駅からホテルまで 荷物を引きずりながら 2人で歩いたことを思い出す。 あれは、 ほんとうに寒かった。。。 でも、とてもいい思い出。 大ちゃんの「音」への こだわり(置かれた環境や 「時間があるかないか」等を 瞬時に判断して、 その時一番最適なものを 表現していこうとする

          ちょうど1年。

          昨年1月に本格的に録音を始め、 その後『ひとつ』という タイトルがつくCDの 販売を正式にスタートしたのは 2021年12月25日。 そこから約1年間かかって 『完全版・ほぼ完全版』という 『ひとつ』の世界を より深く知っていただき じっくり楽しんでいただける アナログレコード、 レコーディング時の未公開映像DVD、 1枚ずつ私が描くポストカード、 そして、絵本のような ハードカバー本の製作を進めた。 どのアイテムも 自分が心から納得できるものを 作りかったので、 ほんと

          魂と技術の両立。

          12/11(日)奄美ASIVIへ。 ギタリスト渥美幸裕さんが 先導(船頭)役を務めた 前山真吾のアルバム 「AMAMISM」の曲が演奏された。 どの曲も、 今までに観たことがない次元の 「シマ唄」が表されていた。 素晴らしかった。 特に私が 「やられた」と感じたのは 『徳之島節』 魂と技術の両立。 「両輪」と言うべきか。 この2つの「両立」は 表現者として 避けては通れない話。 前山真吾という 奄美のシマ唄の唄者は そこを今しっかりと 覚悟を決めて体現している。

          魂と技術の両立。

          『夢見列車』

          北海道の稚内出身で札幌在住のSSW、 蝦名摩守俊(えびな・ますとし)くんの 新譜『夢見列車』。 何回もツアーをご一緒させてもらって 摩守俊くんのライヴを生で観て、聴いたことが あった上での話だけど、 今回のCDのタイトル曲『夢見列車』の メロディ(特にサビ前からサビ)は、 かなり「挑戦」した感じを受けた。 ここ2、3年は、それ以前とは違い ライヴが自由にできない状態で 摩守俊くんがその中で、もがいて もがいて、見つけ出したものだと思う。 以前よりも、素直な歌い方が特徴的

          新譜『ひとつ』に寄せていただいたコメント集。

          新譜『ひとつ』を一足先に聴いていただいた皆さんから素敵なコメントを寄せていただきました。 2020年から準備を始め、2021年1月から5月、沖縄県那覇市首里にあるスタジオ「パワーステーション」でレコーディング、ミックス、マスタリングを行い完成。収録した10曲すべてソロの弾き語りの一発録音です。手にとっていただけたら、これからずっと聴いていただける「一生もの」の作品に仕上がるように心がけてきました。ハシケン 2021年12月25日発売 ・CD単体 ・『ひとつ』完全版 ・『ひ

          新譜『ひとつ』に寄せていただいたコメント集。

          5/28(木)無観客有料配信ライヴへの想い。

          ライヴを中心に活動しているミュージシャン、ライヴハウス・ライヴバー経営の方、音響や照明などライヴに欠かせない方など、音楽関係者だけでも相当な数の方たち、そして音楽だけではなく演劇やダンス、パフォーマンス等々。。。 生でお客さんに観ていただき体感することで感動を共有する空間で働く方たちは本当に厳しく、たいへんな状況の方たちが各地に沢山いると思います。 国の給付金はもちろんいただいた上で、その他申請できるものも全部申請し、やるだけのことをやってみてもこれから先が不透明な部分も多

          5/28(木)無観客有料配信ライヴへの想い。

          「目指したい場所、進みたい場所」へ

          Avishai Cohen(アヴィシャイ・コーヘン)は2年くらい前にYoutubeで知ってからよく観ている。このトリオでのこの曲の演奏は何回観ても素晴らしい。 色々なものがつまっていて感じられる情報や想像できるイメージがとてつもなく多い。「目指したい場所、進みたい場所」へ後押ししてくれるような、それぞれの人生を肯定してくれるようなものも感じる。 イヤホンで聴くと3人のダイナミクスのつけ方、テーマのメロディを重ねていくことと各人が折り重ねる音が物語のページをめくるように世界

          「目指したい場所、進みたい場所」へ

          リスボンの熱。その6

          「リスボンの熱。その5」からのつづき。 「そろそろ地元の大衆食堂に行きましょう」マヤが言った。高台に登ってきた道と同じ石畳の急な坂の小道を2人でゆっくり下っていく。今日初めて会ったばかりの人と歩きながら話す時の距離感ってなんだか難しいなぁとか考えながら少しずつ黄昏ていく時間。街の色が段々と変わっていき街自体が少しずつ大人びていくように見えた。 「このお店も美味しいわよ」「このお店でファドも聴けるわ」と道沿いにあるお店を彼女はガイドのように紹介してくれる。アルファマは夜にな

          リスボンの熱。その6