虧月(きげつ) 見ゆ 足並みそろえ 夏がゆく 「虧月(きげつ) 」とは、欠けていく月のことで、満ちてゆく月のことは「盈月(えいげつ)」と言います。 月が満月から少しずつ欠けていくのに合わせて、夏も次第に秋に移り変わっていっている(去ってゆく)ように感じられて詠んだ句です。