多元的で多層的な分節体系・分節面・分節層

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◆理論と実践(2)なぜレトリック論(言語哲学ー言語技術)と決疑論(事例比較、類似からの議論)が有力か。焦点は「どうやって新しく現実をみつめ直すか(現実認識の裁ち直し)」であるところ、両論の「技術」が、既存の分節層を揺れ動かす力、新しい分節層を与える力を持っているからだと思われる。

◆まっすぐに固定された肘の状態でコーヒーを飲もうとするのはどうも不可能な気がする。関節という分節システムは有難い。絶え間ない流動性と無限の諸相を有する現実をとらえる際には、言葉に代表される分節認識体系ができるだけ多くかつ網目細かくあった方がよいと思う。やはり肩も手首も指も有難い。