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090.Ladder Editionの『Dracula』だ。abridged(要約版)とも言われ、3,000字以内の平易な英語で書かれている。読む分には易しいが、書くとなるとかなり難しいだろう。英語圏にはこういう本がある。なおドラキュラは和訳できない部分がある。原典を読むべし。

3週間前

083.Françoise Sagan『Bonjour Tristesse』1954 サガンの『悲しみよこんにちは』だ。ここにはもう存在しないフランスが描かれている。移民でヨーロッパがぐちゃぐちゃになる前のフランスだ。確かに20世紀なのだが、どこか19世紀と地続きのフランスだ。

4週間前

088.Bram Stoker『DRACULA』ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』だ。原作は400ページもある。英語で読むと、描写が細かくて、かなり迫力がある。形而上学者ヴァン・ヘルシングは、元祖インディ・ジョーンズ?途中、舟乗りの英語というシーンがあるが全然読めない。業界用語?

3週間前

092.移民問題、1990年代中に発展途上国を支援して貧困を解決しないと、2010年代から2020年代にかけて、先進国に大量の移民が流入して大問題になる。30年前の予言だ。当時、和訳で読んだ時は、分からなかった。今英語で読むと凄い。ピーター・ドラッカー『ポスト資本主義社会』より。

2週間前

078.Maeterlinck『L’Oiseau blue』(蒼い鳥)を原書購読した。メーテルリンクは霊感がある人だ。霊界の話をしている。だが和訳の堀口大學は霊感がない人だ。le secret de la Terreを地の秘密と訳している。違う。この星の秘密と訳すべきだろう。

1か月前

094.文明が存在するためには「対話の世界」を作る事が不可欠で、教養ある人間が必要だ。だから時には成人した者でも学校に戻る事さえ要求される。そしてこの「対話の世界」は、脱西洋でも、反西洋でも、非西洋でもない。知識社会だ。情報社会ではない。ドラッカー『ポスト資本主義社会』より。

2週間前

095.ポスト資本主義社会って何だ?30年前、読んだ時の素直な感想である。10年後、ああ、ITを中心とした情報社会だなと思った。だが今読んでみると知識社会とある。情報社会→知識社会という図式があるが、現状そうなっていない。これが今の問題か?ドラッカー『ポスト資本主義社会』より。

2週間前

091.Peter Drucker『Post Capitalist Society』1993ドラッカー『ポスト資本主義社会』を読んだ。未来学者とは彼の事だ。年金問題、先進国のどこの国も見せかけの大義名分で年金を使い込み、将来年金が破綻する。対策が必要だ。これは30年前の話である。

2週間前

093.税金問題、世界大戦以前では、課税は収入の5%までだった。だが二度の大戦を経験した結果、国民に対する課税は実は無制限だと知った。課税国家の誕生だ。課税国家は、政治家が税収で、社会を自由にデザインできる。バラマキ国家の誕生だ。ピーター・ドラッカー『ポスト資本主義社会』より。

2週間前

081.George Orwell『NINETEEN EIGHTY-FOUR』ジョージ・オーウェルの『1984年』を原書購読。ハイエクやドラッカーが警告した全体主義による管理社会を小説化した内容だ。Big BrotherはAIか。設定に独自の専門用語を散りばめた古典的SFだ。

1か月前

089.Howard Pyle『KING ARTHUR』1903 パイルの『アーサー王』だ。ドルイド・マーリン、円卓の騎士たちのエピソードも詰まっている。古語・雅語で書かれていて、Thou(汝は)とかある。あとI know notとか、doがない否定文がある。中英語かな?面白い。

3週間前

073.Hayek『The Road to Serfdom』ハイエク『隷属への道』を読了。1944年の本だが、今読むべきだろう。1974年ノーベル経済学賞受賞。自由とはspontaneous order(自発的秩序)だと説く。全体主義の時代、自由の本当の価値を説いた思想家だ。

1か月前

096.確かにマルクスの予言は破れたが、ITを中心とした情報社会は、大きな政府によるAI管理社会を目指しているように見える。結局これは、別の形の共産主義革命で、全体主義ではないか?情報社会は知識社会にならない。この点どうしても疑問が残る。ドラッカー『ポスト資本主義社会』より。

2週間前

065.007で紹介したEmmanuel Toddの『La défaite de l'Occident』(西洋の敗北)を読了した。面白かった。なおトッドによると、バイデンの頭の中は、ハマス=プーチン、イスラエル=ウクライナらしい。なるほど、そう言われると、そうかも知れない。

1か月前

074.Drucker『The End of Economic Man』ドラッカー『経済人の終わり』も読んだ。ドラッカーと言えば、マネジメントだが、1939年の処女作は政治学だ。だが後年の思想を合わせると、株式会社こそが全体主義を防ぐと説く。そこには自発的な秩序があるからだろう。

1か月前

原書購読:INITIATION『イニシエーション』英語

3か月前

原書講読 WALTER BAGEHOT『PHYSICS AND POLITICS』1-2

原書購読:Alice’s Adventures in Wonderland『不思議の国のアリス』

9か月前

原書購読:The Wonderful Wizard of Oz『オズの魔法使い』

9か月前