人気の記事一覧

中沢「俳人は自分の体が動かなくなった時、ものすごい内部運動をし始めるでしょう。芭蕉の最後の句と言われている<旅に病んで夢が枯野をかけ廻る>も、内部でものすごい運動をしています」小澤「止まってしまう寸前の肉体の中で精神ははるかかなたまで進んでいく」

『俳句の海に潜る』中沢新一、小澤實著:俳人と人類学者がアニミズム俳句を考察