中沢「俳人は自分の体が動かなくなった時、ものすごい内部運動をし始めるでしょう。芭蕉の最後の句と言われている<旅に病んで夢が枯野をかけ廻る>も、内部でものすごい運動をしています」小澤「止まってしまう寸前の肉体の中で精神ははるかかなたまで進んでいく」