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【ぶるっちのYoutube探検 第36回】 独自の表現方法を持てると極めて強い武器になります。クラシックギタリスト猪居亜美さんがX JAPANの「紅」を表現すれば…原曲の良さを活かしながら、他では味わえない溢れる魅力を添えています。 https://youtu.be/fPFKUwRJWWo?si=uivxzL48p-yll9Yz

【ぶるっちの読書日記 第38回】 恥ずかしながら私、読んだ本の内容を忘れやすいタチなのです…そんな私が、数年前に読んだにも関わらず詳細を覚えているのが本作。ラストシーンを思い出すだけでウルッと出来るのは、私にとってはこの本しかありません。 「容疑者Xの献身」東野圭吾(文春文庫)

【ぶるっちの読書日記 第36回】 物事を真摯に観察し、その理を普遍的に詳らかにする…理系ミステリらしく条理が整ったストーリー。しかしその餡には微かなセンチメントが忍ばせてある。そんな人間の愛らしさは、きっと「科学」と相反するものではないのだ。 「リケジョ!」伊予原新(角川文庫)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第29回】 "Everything"も作曲した松本俊明氏、ポップスオーケストレーションでは比肩する者がいない服部隆之氏、そしてMISIAの詞とヴォーカル…極上の音楽が出来ない訳がありません。最高です。 https://youtu.be/8SPT4xEzvk8?si=V429r7uR01EDRieS

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第28回】 Popsには、聴かせどころとなる特徴的なコード進行があります。これ、乱発するとコッテリしすぎの「毒」になるのですが、絶妙なバランスで多用し「薬」にできるのがヒゲダンのスゴさだと思うのです。 https://youtu.be/-H_k7iwrWVY?si=g_6MsDXBoKV3W1iq

【ぶるっちの読書日記 第31回】 パッと見はキャラ萌えゆるゆるの癒し系。一方で、冬キャンプの凍える寒さや、明け方の富士山の輝きを見事に描き切った表現派。その両立こそが、このマンガが持つ高いオリジナリティの源泉だと思うのです。 「ゆるきゃん△」あfろ(まんがタイムKRコミックス)

【ぶるっちの読書日記 第34回】 「コミュニケーション能力が不足しているから、手段である英語も獲得できない」…発行された1982年当時はおそらく先鋭的だった議論が今も変わらずここにあるのは何かもどかしいのです。 「外国人とのコミュニケーション」J.V.ネウストプニー(岩波新書)

【ぶるっちのYoutube探検 第35回】 X JAPANの「紅」に民謡と三味線の組合せ…どんな分野であれ「本物」こそが持つ厳然とした力があって、その力はプラットフォームが変わっても強い輝きを放ち続けるという事実を見せつけられます。 https://youtu.be/tX8obyqkJM8?si=80O_MBpOOG6PdS_6

【ぶるっちの読書日記 第32回】 古典と呼ばれても遜色ないような歴史的名作。人間関係のドロドロや、それに関わる殺人も起こるミステリー…なのに、読みにくさが全くない。フィクションと現実との距離感の上手さこそが赤川小説の真骨頂なのです。 「三毛猫ホームズの推理」赤川次郎(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第35回】 超自然的な小説は、想像力がオーバーヒートするためあまり得意ではありません。しかし本作は、浮世離れしながらも叙景的で、際立ったキャラクター達が縦横無尽に舞い遊ぶ、快然たるファンタジーでした。なむなむ。 「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第28回】 角田さんが世界中を旅した際にしたためたエッセイ集。僻地も含む、時に大胆な旅。その感慨を、古の紀行文であれば和歌に託すところ、本作では淡々と記していく。しかしその端的な詩情は、不思議な高揚感を呼び起こす。 「いつも旅のなか」角田光代(角川文庫)

【ぶるっちの読書日記 第14回】 心情の揺れ動きや表情の変化など、文章のみで過不足なく伝えるのは難しい。しかし、本作は2人の女流剣士を主人公に、素敵なスポーツ青春モノを構築している。爽快とはかくもノスタルジックなものか…(笑) 「武士道シックスティーン」誉田哲也(文春文庫)

【ぶるっちの読書日記 第4回】 「すべてがFになる」で有名なミステリ作家 森氏の1998年ウェブ日記。多作な作家らしい、種々の話題で書き下された膨大な文章。氏の(正用でも誤用でも)「穿った」視点に触れると、頭の中が洗濯された気分になる。 「すべてがEになる」森博嗣(幻冬舎文庫)

【ぶるっちの読書日記 第3回】 鴻上氏のエッセイ単行本第17弾。柔和なようで鋭利な筆致。10代で初めて触れた氏の文章は、私の人生観に大き過ぎる影響を与えている。 ー芸能は「肯定感」を、芸術は「挑発」を与えるものー 「この世界はあなたが思うよりはるかに広い」鴻上尚史(扶桑社)

【ぶるっちの読書日記 第2回】 思想から芸術、経済から科学までのリベラルアーツに関するプロとの対談集。平野啓一郎さんの小説論や山極寿一さんの人類学論は読んで損はないかも。 「これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講」菅付雅信 編(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

【ぶるっちの読書日記 第1回】 『競争優位性のある戦略の真髄は、他人に話したくなるストーリー』という提言で著名な経営学者の日記。論理的洞察と個人的嗜好とを交えた軽妙洒脱な文章は、『事実』だけでなく『事実を捉えるセンス』まで追体験できる。 「戦略読書日記」楠木建(プレジデント社)

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第9回】 東京オリンピック開会式でもパフォーマンスした東京ゲゲゲイのオトナな一曲。景色の色がガラッと変わるようなサビの転調が堪らないのです。 ◉公式MVはかなり刺激的なので、ここでは映像なしバージョンで… https://youtu.be/Px7rg-tGmgc?si=Ur3MbJLOwfQ-naf3

【ぶるっちの音楽鑑賞日記 第1回】 最近はスムーズジャズばかり聴いてます。そうなると外せないのはラリー・カールトン。二人して聴くわラリー・カールトン。優しいギターの音色に癒される日々なのです。|*´∀`) https://youtu.be/Yp023MXLb2I

【ぶるっちのYoutube探検 第22回】 JRA所属の藤田菜七子騎手。2016年の初勝利から、いまや161勝を数えています。最近なかなかいい馬に巡り会えていませんが、女性騎手のトップランナーとして今後も競馬を盛り上げてほしいです。 https://youtu.be/XBZ3tN8vwtU?si=q2yBCpplldYh_6ju

【ぶるっちの読書日記 第21回】 昔、見栄を張って「キッチン」の英語翻訳本を買いました。難しくて読み通せないかなと思ったのですが、なんと完読できたのです。シンプルな英語で、色や匂いまで感じ取れました。それだけ世界的名作なんだと実感したのです。 「キッチン」吉本ばなな(角川文庫)