黃崢《風雨歷程 晚年的劉少奇》人民文學出版社2018p.149-152をまとめた。(写真は1962年10月1日天安門上の朱徳、劉少奇、毛沢東、周恩来)
1962年7月25日から8月24日。北戴河と呼ばれる避暑地で中共中央工作会議が開かれた(中共中央が繰り返し長期間の会議を開いているのはよくわからない。激しい言葉が飛びかう反面、党幹部が避暑地で優雅に過ごしているようにも見える。)。これに参加し
1961年に出版された回顧録の中の一文であり、1930-1931年に生じた福建省(閩西)の中国共産党内にで起きた社会民主党狩りという、反対派粛清(肅反)事件を取り上げている。この事件は江西で起きたAB団事件とともに、多くの冤罪を生んだ。殺された被害者は6000人以上とされている。そもそも社会民主党もAB団も存在自体が疑わしいとされる。リンチや威嚇により自供を迫り、自供すれば直ちに処刑した。鄧子恢
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