追跡レポート

さよなら菅政権
1つの大きな失敗と3つの誤算
独善的な政治からの転換なるか

さよなら菅政権 1つの大きな失敗と3つの誤算 独善的な政治からの転換なるか

あまりにあっけない退陣 政権基盤の脆弱さを露呈 「たたき上げ宰相」の結末は、あまりにあっけなく、惨めだった。菅義偉首相は新型コロナウイルス対策に専念したいとして、自民党総裁選の不出馬を表明、わずか1年で政権の幕を引いた。東京五輪・パラリンピックを強行した結果として、新規感染者は連日2万人を超える事態に対策が後手に回り、迷走したツケが一気に噴出、内閣支持率の低下を招く。「菅首相では衆院選が戦えない」という自民党内の声に抵抗する力は残っていなかった。  昨年の総裁選で主要派閥の

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もうこの人には任せられない 国民の生命を犠牲にした東京五輪
失態続き、政権末期の風景が広がる

もうこの人には任せられない 国民の生命を犠牲にした東京五輪 失態続き、政権末期の風景が広がる

制御不能の災害レベルの感染爆発 心ここにあらずを露呈した失態  新型コロナウイルスのパンデミックで1年延期、それが収束しないまま緊急事態宣言発令下の無観客開催、そして世界各国の選手や関係者に厳しい検査と隔離を課すという異例ずくめだった東京五輪。日本勢のメダルラッシュに瞬間的に沸いたものの、終わってみれば、インド由来のデルタ株の猛威を振るい、「制御不能の災害レベル」の感染爆発と医療崩壊という冷酷な現実が待ち構えていた。  五輪と感染急増に直接的な因果関係があるとは言えないまで

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人事権支配が招いた官僚のモラル低下
権力におもねり、右顧左眄(うこさべん)、消えたエリート

人事権支配が招いた官僚のモラル低下 権力におもねり、右顧左眄(うこさべん)、消えたエリート

旧大蔵省のノーパンしゃぶしゃぶを彷彿 違うのはパンツをはいて堂々と接待漬け まるで底なし沼のような「官・業癒着」。週刊文春が報じた菅義偉首相の長男が勤務する放送事業会社の東北新社による総務省幹部への接待問題は、NTTに飛び火し、官僚に止まらず、総務相、総務副大臣経験者らまで幅広く接待漬け。疑惑を次々と伝える文春砲によって、総務省のずさんな調査や法令違反の見逃しが白日の下にさらされ、放送・通信行政に対する国民の不信感は膨らむ。  ふるさと納税や携帯電話料金の引下げを推進してき

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コロナが燻りだす日本の政治
苛烈な弱い者いじめ、国民は安心してはいられない
政治も行政も「総モラルハザード現象」

コロナが燻りだす日本の政治 苛烈な弱い者いじめ、国民は安心してはいられない 政治も行政も「総モラルハザード現象」

コロナ失政を認めたくはない 狂った「有観客」の青写真  菅義偉首相が「新型コロナウイルスに打ち勝った証しにする」とする東京五輪は、4度目の緊急事態宣言の発令という最悪の状況下で開幕を迎えた。ごく一部の競技を除き無観客での開催。有観客に最後までこだわった菅政権にとって完全な敗北となった。  頼みのワクチン接種大作戦も、ここに来て供給不足が露呈し、地方自治体分も、職域分も急失速。地方自治体からは「はしごを外された」と怒りの声が上がる。緊急事態下の対策では、酒類を提供する飲食店を

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国民の命を危険に晒してまで、理由なき五輪強行
対話皆無、意に反すれば切る。東洋の魔女が嘲笑している

国民の命を危険に晒してまで、理由なき五輪強行 対話皆無、意に反すれば切る。東洋の魔女が嘲笑している

🔻安倍前政権以降の宿痾が凝縮した党首討論   感染に目をつぶり、ワクチンさえ打ちゃいい  東京都などを対象に発令されていた新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言は、沖縄県を除き、ようやく解除された。新規感染者数が完全に下げきっていないにもかかわらず、東京五輪・パラリンピックの開催に突き進む菅義偉首相に国民の不安は膨らむ。ワクチン接種が軌道に乗り始めたことを「成果」と強調するものの、窮屈な生活や飲食業などに苦痛を強いた132日間にも及ぶ緊急事態は、“失政”の証左でもある

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中止を恥じることはない。日本の実力の反映
私権制限が嫌なら命を守るためにも断念を

中止を恥じることはない。日本の実力の反映 私権制限が嫌なら命を守るためにも断念を

🔻開催ありきの五輪   乖離する国民との意識  これほどまでに開催国の市民に祝福されないスポーツの祭典が過去あっただろうか。開幕まで2カ月を切った東京五輪・パラリンピック。新型コロナウイルスの変異株の猛威に晒され、医療の逼迫を目の当たりにすれば、「それでも五輪を開催するのか」という、メディアの世論調査で示される冷酷な数字は当然だ。第3波を抑え込む間もなく、第4波が到来しながら、効果的な手が打てない菅政権。頼みのワクチン接種も、各国に比べ周回遅れの最低水準。国民の不満は爆発寸前

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チームなき独りぼっちのトップリーダー
コロナで次々に狂う皮算用、菅首相はもつのか

チームなき独りぼっちのトップリーダー コロナで次々に狂う皮算用、菅首相はもつのか

狭まる解散戦略の選択肢 回避したい「解散を打てぬ首相」の“汚名” 衆院議員の残り任期が半年を切った。本来なら、菅義偉首相がいつ衆院解散・総選挙という“伝家の宝刀”を抜くか、に注目が集まるはずだが、それどころではない。今年初めに発令した新型コロナウイルス感染再拡大に伴う緊急事態宣言をようやく解除したのも束の間、変異ウイルスが猛威を振るい始め、第4波が襲い掛かる。「まん延防止等重点措置」で凌ごうとしたものの、大阪府、兵庫県などでは新規感染者の急増は止まらず、「医療崩壊」の危機を迎

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