💊?「ムヒERって何?」 A、耳の中の痒みをターゲットにしたステロイド配合の塗り薬。耳の中に使う液剤である為、公式サイト曰く使用開始目安年齢は10才以上。 たまった薬液を綿棒につけるという使い方なんだが、綿棒は付属されていないため注意。綿棒はあらかじめ用意しておこう。
💊 リンデロン−VG軟膏に最も近い市販薬はベトネベートN軟膏AS ベトネベートN軟膏AS ●ベタメタゾン吉草酸エステル →ステロイドの成分が一致 ●フラジオマイシン →リンデロン−VGに含まれるゲンタマイシンと同じグループの抗生物質 →ゲンタマイシンを成分とした市販薬はない
💊 ロートアルガード プレテクトなどのトラニラストが成分の目薬は、冷蔵庫での保管を避ける必要があることに注意。お客様にも接客の時に伝えてあげよう。医療用医薬品のリザベン点眼薬にも同じことがいえる。 ちなみに冷蔵庫保管がダメなのは結晶が析出することがあるからなんだぜ〜。
💎 俺は意味のない暗記は苦手です。 例えばヒドロコルチゾンの薬理作用で尿中カルシウムの排泄増加があるんだが、暗記は意味ないです。そもそもステロイドの副作用に骨粗鬆症、タンパク分解があります。骨からカルシウム遊離して血中のカルシウム上がって、その分尿としてカルシウム排泄されるんや。
💎ハッシュタグの使い分け 💊市販薬の知識、セルフメディケーション →#薬剤師ミナトメモ 💊医療用医薬品の知識、疑義照会 →#ミナトメモ_調剤編
💊 アトピー性皮膚炎は皮膚科医の診断と指導に基づき、継続的に治療を行うことが何よりも大切。 したがって、アトピーに市販で対応できるのは保湿ケアやアレルゲンの除去などの悪化因子への対策程度で、ステロイドなどのOTCを安易に資格者がオススメするべきではない。
💊水虫の接客時は傷口の確認をしよう。痒くて搔きすぎて傷になっているなら、その傷口の治療が最優先。傷口に水虫薬は刺激になるし、無理に塗ると傷口が炎症を起こし、かえって悪影響。 受診勧奨優先だが、どうしてもの場合は水虫薬ではなく、抗生物質のみが入ったドルマイシン軟膏などを紹介しよう。
💎息子は母親似? 女はXX、男はXY。 息子はXは母親から、父親からYをもらっているが、Yには生殖器の遺伝子情報しかなく、容姿などの情報はX染色体の情報、つまり母親からの遺伝子だけになる。故に見た目が母親に似る可能性が高いという説もあるらしい。母親が美人なら息子もイケメンかも。
💊 咳止めの成分(ジヒドロコデイン、コデイン)も麻薬の成分(ヘロイン)とかって、構造式はそっくりなんですよね。
💊 通常、脳のエネルギーは糖質(ブドウ糖)のみを利用する。人間の脳は1日400kcalぐらい使うが、そのエネルギーの全部がブドウ糖。勉強しながらのオススメは画像参照。 ※絶食をした場合、脂肪酸からできるケトン体も脳で使われるがそういう時でも脳のエネルギーの3割はブドウ糖である。
💊【喉が痛くて、のどぬ〜るを買う人へ】 一般的な"のどぬ〜るスプレー"は成分がヨウ素だから刺激性もあるし、ヨウ素こんなに要らないんだよね。ポピドンヨードならまだわかるが…。 既に喉が痛くてスプレーで対応するなら、炎症を抑えるアズレンがオススメ。CPC配合なら殺菌も可能。
💎海水を飲むと何故喉が渇くの? 海水の塩分濃度は約3.5%で、人間の体液の塩分濃度は約0.9%だ。海水を飲み、体内の塩分濃度が上昇すると、塩分濃度を薄めるため脳が更に水分を摂取するよう命令する。つまり、海水を飲めば飲むほど喉が渇いてしまい、満たされることはない。無限ループだ。
💊 客「ロキソニンと飲み合わせ大丈夫ですか?(お薬手帳を持って来ながら)」 俺「(エンレストが分2…)実は、市販のロキソニンって心不全に禁忌なんですよ。心不全は心臓病の中の1つですしね。ちなみに医療用のロキソニンも重篤な心機能不全のある患者には禁忌です」 客「知らなかった…」
💎水原のギャンブル依存症の件だが、ADHDの脳とギャンブル依存症の脳は似ていて、どちらも報酬系が動いていない、報酬回路が不全。大きな報酬でしか動けないから依存してしまうんだ。要はADHDは依存しやすい。小さな喜びでは動かないのだ。先のメリットを優先して、10分後にわかる嘘もつく。
💊 Q、腎機能が低下するとなんで薬の副作用にかかわるの? A、腎機能が低下すると、腎臓の排出機能が低下する。つまり、薬がいつまでも体に残りやすくなる。 よって、解毒(代謝)なしで未変化のまま、腎臓から尿へ出る腎排泄型の薬は腎機能低下の患者と相性が悪い。
💊ソフトサンティアの使い方 ●点眼口に穴があいていないため、使用する前にキャップを容器の肩口に届く程度まで右に回し、点眼口に穴をあける →https://www.santen.com/jp/healthcare/eye/products/otc/soft_santearを参照 ●容器の底部分を押すだけで滴下できる →意外に知らないお客様も多いので、教えてあげよう
💎西洋医学と東洋医学の違い ●風邪で熱有り 西洋「熱を下げよう(アセトアミノフェン)」 東洋「体はウイルスを排除するために熱くなっているからサポートしよう(葛根湯)」 ●鼻水が出る 西洋「鼻水を止めよう(抗ヒスタミン薬)」 東洋「余計な水がたまっている。水を出そう(小青竜湯)」