慶長2年(1597)7月24日は秀吉がルソン(フィリピン)総督の使節を引見し象・銀器などの品々を贈られた日。大坂では象の見物人が多く集まり死者まで出たといい京では天皇も見物した。ルソンがキリスト教国と知った秀吉は服属要求から一転して禁教すれば貿易を許可するという書簡を作成した。