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信じる力、それは目に見えぬ力。生き残るための力、それは手に入る力。どちらも闘う力であることに変わりはない。
派手な登場をしたものの、期待を裏切らないほど砥上は役に立たなかった。
前回までのあらすじ*長編ファンタジー小説 獣の時代〈第1部〉
とうとう、湖澄は頭上で騒がしくしている得体の知れない存在を場外に飛ばした。
「うまく言えねぇが、そういうんじゃないんだよ。お前の存在力は」唯一正体を知る4/1吸血鬼は、ただ「安心しろ」といった。
緊張感が増すばかりの山小屋の中で、砥上親子だけが不自然なほどの冷静さを保っていた
何気ない記憶の正体、表れた不安。生きるための逃走を再開。
命をかけて友の魂を託す。それがなぜ自分なのか。生きていたら彼女は話してくれるだろうか。
パックとはいえ砥上は初めて、血液を口にする秋山を見た。