松田アフラ

大予言者ノストラダムスの『諸世紀』秘教メッセージ! 20年後に読み解かれる超人化予言/松田アフラ

大予言者ノストラダムスの『諸世紀』秘教メッセージ! 20年後に読み解かれる超人化予言/松田アフラ

「空から恐怖の大王が降ってくる」――。あの衝撃的な予言が「外れた」とされた日から20年。だが、ノストラダムスの予言はまだ生きていた。 稀代の大予言者は、後世に何を伝えたかったのか? 数々の「予言詩」から、その真意を徹底的に検証する。 さらに、ノストラダムス・ブームの火付け役となった、あの五島勉氏の特別寄稿も掲載! (ムー 2019年8月号 総力特集より) 文=松田アフラ 1999の年7の月の「恐怖の大王」 1973年11月。たった一冊の本が、日本中を恐怖と絶望のどん底へと

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カバラの根本図象「生命の樹」(近代)/秘教シンボル事典

カバラの根本図象「生命の樹」(近代)/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、神の内的世界を顕す逆さ吊りの大樹=「生命の樹」です。 文=松田アフラ セフィロトの樹。アタナシウス・キルヒャーのエジプト学文献に記されたものに着色し、明瞭化したもの。 「今や生命の樹は上より下に伸びゆく、それはすべてを照らし出す太陽である」(『ゾーハル』)。  ユダヤ神秘主義カバラにおいては、不可知の超越神と創造された顕現世界との間にひとつの神秘的な関係が措定されていた。カバラの徒によれば、世界の創造とは神の内的世界

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スコットランドに伝わる馬型の水精「ケルピー」/幻獣事典

スコットランドに伝わる馬型の水精「ケルピー」/幻獣事典

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、生け贄を求める凶兆の水精「ケルピー」です。 文=松田アフラ 馬のような姿だが、自在に背を伸ばすという能力もあるという(イラスト=Wikia)。  ケルピーはスコットランドの民話に登場する水の精である。人間の姿を採ることもあり、ときには美しい若者に化けて無垢な乙女を誘惑したりもするが、通常は馬の姿をしており、その身体には緑の発疹があって、川や湖や沼の中に潜んでいるという。  スコットランド語のkelpieの語源は不明だ

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人類に文明を授けた半魚の半神「オアンネス」/幻獣事典

人類に文明を授けた半魚の半神「オアンネス」/幻獣事典

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、幻獣というよりも半神、メソポタミア神話に遡る賢人「オアンネス」です。 文=松田アフラ シュメール時代のレリーフに描かれたオアンネス。  半魚人や人魚などは幻獣として知られるが、果たしてオアンネスを「幻獣」のカテゴリに入れるべきであろうか?  オアンネスの起源は、現在判明しているところによれば、古くメソポタミアの神話にある。紀元前14世紀というから途轍もない大昔であるが、テル=エル=アマルナやアッシュールから出土した

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全宇宙を知る世界樹「生命の樹」(古代)/秘教シンボル事典

全宇宙を知る世界樹「生命の樹」(古代)/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、古代に創成から終焉までを知る象徴として用いられた「生命の樹」です。 文=松田アフラ 神学者ボナヴェントゥラの『生命の樹』を主題とした聖画(14世紀初頭)。 「園の中に生命の樹、および善悪を知るの樹を生ぜしめ給へり」ーー『創世記』の人類誕生説話において、人類の原郷たるエデンの園に「善悪の知識の樹」と並んで生えていたとされるのが「生命の樹」である。  神のいいつけに背いて知識の実を食べ、“目が開けた”人祖アダムとその妻エ

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為政者にも庶民にも愛された瑞獣「白澤(はくたく)」/幻獣事典

為政者にも庶民にも愛された瑞獣「白澤(はくたく)」/幻獣事典

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、賢帝の治世に現れる除災の神獣「白澤(はくたく)」です。 文=松田アフラ 江戸時代の画家、福原五岳による「白澤避径図」。  白澤は、鳳凰や麒麟と並ぶ古代中国の瑞獣である。その起源は不明だが、五経のひとつである『礼記』にもその名が記されていることから、少なくとも紀元前に遡ると考えられる。  江戸時代中期の類書『和漢三才図会』には、「東望山に澤獣あり、一名を白澤。能く言を語る。王者有徳にして明照幽遠ならば則ち至る。昔、黄

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円環が描く永劫回帰の軌跡「ウロボロス」/秘教シンボル事典

円環が描く永劫回帰の軌跡「ウロボロス」/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、対立と合一を象徴する「ウロボロス」です。 文=松田アフラ 自らの尾を呑みこむ蛇または竜の姿をシンボル化したもの、ウロボロス。 「われとわが尾を啖い、交合し、孕ませ、殺し、再生させるところのあの龍……ウロボロスはヘルマフロディトスとして、対立するふたつのものから成っているが、同時にまたこの対立物の合一の象徴でもある。それは一方では死をもたらす毒、バシリスクにして蝎であり、他方では万能薬であり救済者である」  20世紀

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天を覆い象を狩る風説の巨鳥「ロック鳥」/幻獣事典

天を覆い象を狩る風説の巨鳥「ロック鳥」/幻獣事典

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、ペルシアに伝わる巨大すぎる鳥「ロック鳥」です。 文=松田アフラ ゾウを掴んで舞うロック鳥。チャールズ・デトモンド画。  ロック鳥は、8世紀ごろに成立したとされるペルシアの説話集『千夜一夜物語』に登場する巨大な鳥である。  話によれば、船乗りシンドバッドはその2回目の航海において、とある島にひとり取り残されてしまう。その島で彼は「空高く聳え、回りが途方もなくある白亜の大伽藍」を見つけた。間もなく大きな雲が太陽を覆い隠

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万物を見通す至高存在の視線「ホルスの眼」/秘教シンボル事典

万物を見通す至高存在の視線「ホルスの眼」/秘教シンボル事典

占術や魔術、神智学で用いられるシンボルを解説。今回は、太陽も象徴する再生と叡智の眼、「ホルスの眼」です。 文=松田アフラ 左右のウジャト(ホルスの眼)が描かれている壁画(ルーヴル美術館蔵)。 「おおラー神よ、トート神はウジャトをもたらし給い、そが去りし後は休ませ給えり。そは嵐にいたく悩まされたれども、トート神はそが嵐より逃れし後は休ませ給えり。我は健やか、ウジャトも健やかなり」  lこれは有名な古代エジプトの葬祭文書である『死者の書』の第167章に記された呪文の一節で

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怒れる母性を宿す人面の女獣「スフィンクス」/幻獣事典

怒れる母性を宿す人面の女獣「スフィンクス」/幻獣事典

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、エジプトとギリシアにまたがる「スフィンクス」です。 文=松田アフラ ギリシアのデルフィ考古学博物館収蔵のスフィンクス像。紀元前570~前560年ごろナクソスから奉納されたもの。  一説によれば、このエジプトのスフィンクスはメソポタミアを経てギリシアに採り入れられたとされているが、エジプトとギリシアのスフィンクスは実に2000年もの時を隔てており、性別も逆であることからして、両者は実際にはまったくの別物であると思しい。

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