かなしみの扉をひらくここにまだ私の帰り待つ人がいて ＊ すこーしずつ 色んなことが 変わっていく。 まだ できることは あるね、たぶん。

バス停の二つ三つほどなくなってちらりほらりと桜花はひらく つとめ先の もよりのバス停がなくなりました。あたらしく、少し手前の病院で曲がって高校を通る、小さな循環バス路線になりました。

公園にあそぶ子どもらばっと砂投げてけんかへ入りゆく夏日 ＊ なにかをきっかけにして　ふいに 悲しい、悔しい気持ちがあふれる 怒りのなかにしゃがんで ひとつかみの砂をにぎる いま、どんな気持ちだっけ？ なにをしようと してたっけ。

不安がふくらんできたみたい ながく、ほそく、ゆっくり息を 吐いていこう 吐ききる口は ひたと閉じ 肩をゆるめて 鼻から息がはいるにまかせる ふうーー（はく）　すぅー（すう） ふうーー（はく）　すぅー（すう） ふくらみきった 風船みたい 不安ひとつ　とおんと　かるく　曇天へ打つ

庭の草を てるとさんのミニチュア花器へ お休みのくる しあさってまで がんばろう♪

不安は、見えない風船につめて、飛ばすのだ。 パントマイムで習った〈風船🎈〉 コツコツと、文に書いて昇華していく体力は、まだ ないなぁ～

四角く広げた鉄板の、かどとかどとを ふわん、ふわんと　風呂敷みたいに結ぼうとして 手だてがなくて、とまどいつづけてる。 いまの私は、そんななのかな。 はなれた点と　点と　点と。 星座のように つながればよいけれどなー。。

8年まえ、破れたサッカーボールに草亀を入れ、「みつけた！ ぼくの弟！」と、笑顔で かえってきた むすこ。今もここで、亀の暮らす衣装ケースを洗う。 家の鍵をわすれては、ここにしゃがんで、宿題して待ってた。