文藝春秋2020年10月号

同級生交歓|静岡県立浜松北高校 平成11年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。 東京都千代田区 東京駅前にて(撮影・橋本篤) (右から) 俳人 髙柳克弘文筆業・企画 木村綾子音楽家・作家 小島ケイタニーラブきっかけは小島くんがく…

クイズ「私は誰でしょう?」小さな大物

【ヒント】 愛のある毒舌で、「お年寄りのアイドル」の異名をもつ俳優といえば? 終戦を迎えた時、9歳だった。 「七五三は戦時中だったから、海軍服だった。帽子には帝国海軍って刺繍があってね(扉頁)。最近、昔の日記を読み返してさ。驚いたのは、辛い、ひもじいと書いてない。ラーメン3玉食べ…

同級生交歓|静岡県立韮山高校 昭和40年卒

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同級生交歓|福岡県立小倉高校 昭和49年卒

東京都杉並区 ベリエスタジオにて(撮影・杉山秀樹) (右から) TF-METAL前社長 岩石徹 日本製紙連合会理事長 小川恒弘 翻訳家兼ナチュラルトランペット奏者 中村孝志 我々は福岡県立小倉高校1974年卒の吹奏楽部の3人組。3人とも大学時代は各々の大学オーケストラに所属した。 トランペットの…

スターは楽し ハビエル・バルデム|芝山幹郎

ハビエル・バルデム ©PARAMOUNT PICTURES/MIRAMAX FILMS/SCOTT RUDIN PRODUCTIONS/Ronald Grant Archive/Mary Evans/共同通信イメージズ 夢と悪夢の振り子 叩いても壊れそうにない体躯。「地上最悪」と呼びたい髪型。どんよりと曇った三白眼。全身から放電される危険な気配。逃げ場のない細い夜道…

俳句|内山章子

花に托して 闇に浮ぶ花の大きく烏瓜(からすうり) 烏瓜の花の力の失せし朝 鶏頭のいまを盛りに明日子規忌 水引の紅(べに)きはだちて風の中 山からの風含みつゝ花芒(はなすすき) 逝きし人想ひて仰ぐ月今宵 心とは揺れ動くもの萩芒 (2020年10月号)

短歌|木下龍也

はな、ればなれ 染み込んだつゆに衣をうばわれる痩身の海老のように起床 空き缶の日の空き缶に早朝のごみ捨て場まで連れて行かれる こころっていつもからだについてきて歩行の邪魔をするからきらい 花を嗅ぐひとときだけは許されたような気持ちでマスクを外す くちづけのたびに明度は低くなりあな…

詩|谷川俊太郎

自然同士? ヒトの体とウイルスは自然同士? 月や星も生きてないけど自然同士 庭のアジサイが朝日を浴びて咲き誇り ココロはアタマより先に目覚めて 言葉なく自然のスゴさに呆れている ココロは意味がなくても死にはしない でもアタマは意味がないと生きていけない この世は意味と無意味のせめぎ合い…

池上彰さんの「今月の必読書」…『その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたち…

閉ざされた実態を明らかにした地道な取材 2017年から#MeToo運動がアメリカで始まり、瞬く間に日本を含む世界各国に広まりました。きっかけは、同年10月、アメリカの「ニューヨークタイムズ」が、ハリウッド映画界の大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインのセクハラを報道したこと。新…

佐久間文子さんの「今月の必読書」…『歴史家と少女殺人事件 レティシアの物語』

加害者ではなく被害者の人生の物語 歴史学者は過去しか扱わない。 本書は、そんな常識を打ち破る。まだ輪郭が定まらず揺れている現在のできごとを徹底調査し、歴史的な文脈の中に置き直し、未来において参照可能なものにする。歴史の可能性を拡げる、刺激的な仕事だ。 原題は「レティシア」。2011年…