人気の記事一覧

抑圧委譲が社会適応に同化する問題

【抵抗と抑圧委譲2】家族モデルを中心に学校、会社、宗教でも抑圧委譲は絶賛稼働中である。表向きはコンプライアンスによって非暴力化が進んでいるが、抑圧委譲はさらに巧妙で狡猾になり行使され続けている。(『家族と国家は共謀する』信田さよ子)

【抵抗と抑圧委譲1】レジスタンスは強者権力に対する弱者の反抗を意味したが抑圧委譲は違う。強者による権力行使に対してそれをそのまま自分より弱者に向けて同じように権力行使をする。夫の暴力を受けた妻が自分の子どもに「あなたのために」という大義名分を使い支配する構造がこれです。

【タチバ真理教3】「暴力や虐待はよくない。」「平和が大事だ。」という答えはYESである。しかし「タチバ真理教=抑圧委譲≒社会化≒成長≒教育」がコアなのだ。暴力や虐待や戦争はタチバ真理教の抑圧委譲の帰結だ。「立派な社会人になれ」という正論メッセージこそが暴力/虐待/戦争惹起なのだ。

【タチバ真理教】現代日本人の多くはタチバ真理教というカルト宗教に染まり続けてきた。その組織のセルフポジションが神で、役割をこなし不条理に慣れるのが教義である。外装は法令順守で固めるが内装は抑圧委譲である。あくまで電通/統一教会/ジャニーズ問題は信仰の結果にすぎない。

道徳/倫理=抑圧委譲になると100%ハラッサーになりますからね。結局マインドがアホで卑劣なんですよ。「あなたのためを思って言ってるのよ」「私だって我慢してきたんだからあなたもやりなさいよ」「社会はそんなに甘くないぞ」と言いながら反社会的な言動・行動を繰り返すのがハラッサーです。

【男女不平等問題の帰結】女性が男性優位社会で不公平に扱われてきたという経緯と近年の女性保護政策が男性に対する逆差別だという反動経緯があると思います。しかし私はここに男女対立は見ず抑圧委譲マウント(=男女経験ミソジニー)と解放者(=反男女因襲ミソジニー)の対立と考えています。

【タチバ真理教2】現代日本人の約63%は無宗派であり後は創価学会(日蓮)/浄土真宗(親鸞)/立正佼成会(日蓮)のような鎌倉新仏派系譜の信者が多いとされる。しかしこれはあくまでも宗派の話でしかない。宗派(=派閥)に本質はなくその人が如何に抑圧委譲を信奉しているかが鍵となるのだ。