幻想SF小説

神の化石 -ガリュンルガプ博物誌-

神の化石 -ガリュンルガプ博物誌-

 最初に言っておく。  この物語は夢オチで終わる。  その上伏線も一切回収されない。  なげっぱなしである。  つまり佐伯、お前が間違いなく不満を覚えるであろう物語だ。  だが、現実なんてそんなものである。  それを、今からわからせる。  心して読め。  しかるのちに凹めばいい。  その博物館には、神の化石が展示されている。  走る電車から眺める外の光景に、忍者もしくはマリオを走らせたことのない奴などいない。  誰もがやる。必ずやる。  窓枠に頬杖を突きながら、僕もまたそ

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