政治的駆け引きを得意とする小学生いるよな。自分の支持率を贅沢に使い、自らの政治的地位確保の為にライバルを牽制するような。徒手空拳で挑み正面から敗れた経験のある自分はそういう奴らを羨んでいた。何故かそういう役職に憧れていたのだ。今考えると人と政治とはかけ離れているのだな。
通学という時間的コストを端折り、緻密な指導や議論、資料へのアクセス、家に居ながらでも端末で必要な文献を漁りDLし、必要ならそのデータをコンビニでプリントアウトしたりする。学校で集まり、一緒に座学する体感程濃密なものは確かにないし、学生のそういうイメージをTVやドラマは喧伝する。
教育の地域的不平等を是正する議論に着目されない限り、オンライン教育は教育の閉塞感を呼び、求められてないと断じられてしまう。学生が一堂に会し、意見を丁々発止に戦わせる。それとオンライン教育を併行させる、その知恵を出してくれる新たなオピニオンリーダーを呼び覚ます事が肝要だと思う。
今の大学教育を否定する点が、オンラインだと学生としての実感が湧かない、という一点に集約されてしまうのが個人的には残念。離島や山間部、地方でネット環境が厳しい学生たちが自宅に居ながらでも、都心の教育資源を利用出来るという未知の可能性の掘り下げに議論が行かないのが、果たしてどうか。