073.Hayek『The Road to Serfdom』ハイエク『隷属への道』を読了。1944年の本だが、今読むべきだろう。1974年ノーベル経済学賞受賞。自由とはspontaneous order(自発的秩序)だと説く。全体主義の時代、自由の本当の価値を説いた思想家だ。
065.007で紹介したEmmanuel Toddの『La défaite de l'Occident』(西洋の敗北)を読了した。面白かった。なおトッドによると、バイデンの頭の中は、ハマス=プーチン、イスラエル=ウクライナらしい。なるほど、そう言われると、そうかも知れない。
074.Drucker『The End of Economic Man』ドラッカー『経済人の終わり』も読んだ。ドラッカーと言えば、マネジメントだが、1939年の処女作は政治学だ。だが後年の思想を合わせると、株式会社こそが全体主義を防ぐと説く。そこには自発的な秩序があるからだろう。