所謂高学歴がドヤってどうこうという議論は一部の虚構だし、答が一つではない大学入試はそれぞれが各々の答えを見つける為、ベストを尽くす。競争は実社会の縮図で、それに異を唱えるなら、自分で社会を変革するしかない。だけど、一度負けたら、二度とリングに立てないという仕組みなら無用の長物だ。
経済学を学ぶ意義は百万通り唱えられてきたが、肝心の受け手が学ぶイメージを捉えるのに苦心しているのを見ると、やはり高校の新指導要領に必要なのは歴史総合よりも小論文・政経と既存の科目の現代におけるバージョンアップであると思う。特に小論文のリテラシーの素養を鍛える事は急務なはず。
何故俺がしきりに大学受験について呟いているのかと申すと、それだけフェアな競争だからだという事と、答えが一個ではない部分に惹かれているから。人によっては第一志望に受かるのがマストと思い込むだろうが、実際落ちても次がある。無論フェアといえども家計に依る部分もあるが、努力は大きい。