ジョンヘイダック

ジョン・ヘイダックが教えてくれたこと(その③)

「主体」と建築 唐突ですが、「利用者みんなのための建築」という命題について考えてみたいと思います。このフレーズを聞いて何を感じるでしょうか。ワードセンスが絶望的に冴えないことに目を瞑るなら、特に異論を呼ぶこともなさそうな、なんか優等生っぽい解答にみえます。むしろ、(個人住宅などを…

ジョン・ヘイダックが教えてくれたこと(その②)

「ドローイング」の不思議 建築に関わる人たちのあいだで、「ドローイング」は非常に高い地位を占めています。ここで「ドローイング」とは、図面やスケッチ、それに類するもののことを指します。よく考えると、これって奇妙なことです。本来、ドローイングは建物をつくるための手段であって目的ではな…

ジョン・ヘイダックが教えてくれたこと(その①)

2月2日から、埼玉県立近代美術館で、展覧会「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」が開催されています。展示のテーマは、「実際には建たなかった建築たち」。20世紀以降、国内外約40名の作家による図面・模型などが集められています。 展示される建築家の分析模型を、出身大…