仮交際からの発展はありませんでした。結果的に合わなたったけれど、ほぼ対人交流ゼロの私から、一つ一つ相手のことを考えながら、自分も大事にしながらの時間と、対面でお茶とかご飯とか時間を過ごすことの恐怖と緊張と情報収集。しんどかった。でも偉かった。益々自分の望む相手が分かってよかった。

人類の男の中で一番好みの男がいて、顔から肌から髪から匂いも声も歩き方も話し方も全部大好きで、でも幸せな時期は少しだけで、好きが故にキツかった。何年経っても忘れられない。けれど結果的に、今、私を幸せにできないってことは、カッコイイ男じゃない！のだ。って気付けた自分が嬉しかった。