「綿柎開」わたのはなしべひらく 72候 処暑に入り 秋の気配を少しずつ感じられる頃 綿の実を包んでいたガクが開き始め 白い綿が顔を出す 今の日本での綿栽培は ごく僅か 江戸時代には盛んに栽培されていて 季語に残るほど 身近な存在だった 可愛く気高く咲き誇れり
20240822〜0827 二十四節気/処暑〜9/6 七十二候/ 綿柎開わたのはなしべひらく 植物を加工して着るものに仕上げる。今では当たり前でありしかも希少な天然素材。手仕事の流れが暦に盛り込まれていて知恵袋のよう。花を愛でつつ実が弾けたら綿になると想像したのだろう。