Ruta ルータの腱損傷
こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
ホメオパシーのレメディー解説、
36基本キットの32本目は、
Ruta ルータです。
レメディー名: Ruta Graveolens ルータ・グラヴィオーレンズ
由来:ヘンルーダ(ミカン科)
分類:植物系
キーワード:腱の損傷、小関節、捻挫、結節、骨膜
Ruta といえば、腱の損傷です。
腱、関節、軟骨、骨膜、皮膚などに
親和性があります。
おもに眼、手首や足首、屈筋などの
酷使している腱の主要なレメディーです。
Ruta さんは、それらの部位に疲労や衰弱、
損傷、痛み、けいれんなどがあります。
骨膜、腱、とくに手首の関節の
腫れ、沈着物、結節にも合うレメディーです。
損傷・打撲した骨や骨膜や、それ以来の不調。
例えば、損傷が治癒した後に
骨に硬い部分が残るようなときに適します。
Ruta の痛みは打撲したような疼く痛みで、
落ち着きのなさが伴います。
Ruta の症状は
無理をすること、寒さや湿氣、座ることで悪化し、
あおむけに横たわること、暖かさで好転します。
腱鞘炎やばね指の急性期に使ったり、
動物でも、足を捻って引きずって歩くとき、
関節炎などに使っています。
たとえばこんなとき
・視界のぼやけ、眼精疲労からの頭痛
・捻挫、損傷、それ以来の不調
・関節が鳴る、関節痛、テニス肘
・足の骨の痛み、大腿が骨折したような痛み
・局部の打撲したような感じ、疼痛
・手足の結節、ガングリオン、線維腫
・手足や指のけいれん
・神経痛、関節炎、腱鞘炎
・便秘、便意から直腸脱
・皮膚のすりむきやすさ
関節に合う点は
Rhus-t. ラス・トックスと似ていますね。
・Rhus-t. は腰、肩、首など比較的大きな関節で、
少しもじっとしていられないタイプ。
・Ruta は手首、足首、指などの小さな関節で、
Rhus-t. よりは落ち着きがあります。
ということで、
小さな関節の損傷やそれ以来の問題に
Ruta を使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安
(ようてい・くっちゃん)